ケンブリッジ英検(CAE)を初受験した感想

ケンブリッジ英検のAdvanced(CAE)を受験してきたのでレポートを配信いたします。

今回受けたのは、CAEというグレードでこれは二番目に難しい試験です。

詳細はこちらをご覧ください。

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ちょうど英検1級やIELTS7.0と同じ位の難易度とされていますが、個人的には1級より全然難しいと思いました。

当日のスケジュールはこんな感じです。一日がかりでへとへとになります。

  • 9:00~10:30 Reading and Use of English
  • 10:50~12:20  Writing
  • 12:40~13:20 Listening
  • 13:20~14:00 Lunch
  • 14:00~16:00 Speaking

出題内容はオフィシャルサイトから引用しておきます。

Reading and Use of English

パート1 - 3:テクストに基づく出題で、多肢選択問題8問、穴埋め問題8問、語幹が与えられ適切に変化させて答える空所補充問題8問。
パート4:導入文と同じ意味になるように3-6語で文章を書き換える空所補充問題6問。
パート5:読解問題6 問。4 つの選択肢から選んで答える。
パート6:4 つの短文に関する多重マッチング問題。
パート7:読解問題6 問。文中から抽出された6つの段落を元の位置に戻す作業。
余分な段落が1つ追加され、7 段落が選択肢として与えられている。
パート8:各設問に該当する長文または複数の短文テクストの多重マッチング問題10 問。
テクストは専門的なものではなく、フィクションあるいはノンフィクションの題材。本質的にアカデミックなものが多く出題される。

英検1級の語彙問題は、単語の意味が分かれば解答できるものが多いですが、ケンブリッジ英検は、句動詞や自然な単語の組み合わせ(コロケーション)が問われます。

句動詞はputとかturnなどの基本的な単語で攻めてきます。

例えば、put onとか意味たくさんあるからね、、そういうところですよ。私に足りないのは、、

単語の意味を知っているというよりは、適切な文脈で正確に使えるかを試してくるのでいやらしいです。

選択肢を見て、え?これ全部同じ意味じゃないの?どうやって使い分けるの?

みたいな衝撃を受けるのは私だけではないでしょう。

また、指示された単語を正しい派生形に変えてフレーズで記述する問題もあります。

つまり、その単語がどのように派生するのかを知っておく必要があります。例えば、typeが出てきて、typicalとかtypicallyがすぐに出てくるか。など。

読解問題も英検よりはるかに難易度が高いです。出題される長文レベルもそうですが、ジャンルが幅広く、とにかく選択肢がややこしい印象です。

英検は、多少の言い換えがあるものの、答えを選ぶのは比較的容易ですが、ケンブリッジ英検は全然分かりません。

へ?そんなこと書いてありました??みたいな。

で、大体全然関係なさそうな選択肢が正解。

もちろん、これは私の読解力不足のせいなので、高い英語力をお持ちの読者の皆様におかれましてはそんなことは起こらないと思います。

しかし、内容が深く理解できていないと正答できない問題ばかりなので注意が必要です。

問題の分量も決して少なくないので時間配分にも注意しましょう。私は時間が足りませんでした。

 

Writing

パート1は必修問題。問題文にある2つのポイントに基づいて220-260語でエッセイを書く。より重要なのはどのポイントか、そしてその主張を支える根拠について説明する。
パート2 では、手紙、提案書、報告書、書評(批評)等、3つの選択肢から1つ選んで220-260語で書く。簡潔な文脈、トピック、目的、対象となる読者等がチェックされる。

220~260wordsを2セット書きます。

制限時間は90分です。

英検と語数はほぼ一緒ですが、ケンブリッジは2セット書くので大変です。

英検では1セット書いただけで全てのパワーを使い果たしていました。

もう一個やるとなると特殊な訓練を受ける必要が出てきます。

時間は十分にあると思われがちですが、盲点は、解答をペンで書かなければいけないことです。

ミスが許されない緊張感。

思いつくまま書いてしくじると、やり直しがめんどくさいので、ある程度下書きをしてから、それをペンで写していく方法を取ることにしました。

しかし、これが思いのほか時間がかかって全然だめでした。

失敗です。

下書きで書く内容をざっくり決めたらどんどん書いていった方がよさそうです。ペンで書く際の戦略が不明確だったのが敗因です。

CBTだったら圧倒的に楽でした。海外ではCBTもあるようですが日本はPBTしかありません。しょうがないですね。

ちなみに一つ目のエッセイは、まぁまぁだったと思いますが、二つ目は時間切れで終了しました。内容は手紙を選択。

「困難なチャレンジにあなたはどのように打ち勝ち、人はチャレンジをすることから何を得ることができるか。最も面白かった手紙が本誌に採用されます」

みたいな設定で手紙を書く選択肢を選びました。詳細忘れたけど。

試験官も思わず続きを読みたくなるような内容に仕上げていたのですが、途中で終わってしまって残念でした。。

CPEはもっと大変です。

Listening

4つのパートに分かれており計30問。短い抽出文や長いモノローグ、インタビューもしくはディスカッション、特定のテーマに関するモノローグを聞いて答える。多肢選択問題、適切な単語やフレーズを補充して文章を完成させる問題や多重マッチング問題からなる。

二回放送されますが、聞き取れません。

TOEICや英検のリスニングが二回聞けたらなぁ。なんて言い訳をよくしますが、ケンブリッジ英検はその言い訳の余地はありません。

ほら、二回流してあげるよ。どうせ君には聞き取れないだろうけどね。というスタンス。

はい、すいません。聞き取れませんでした。

完全敗北です。ある意味清々しいです。

どうやって攻略すればいいのか分かりませんが、とりあえずケンブリッジ英検と書いてある書物を片っ端からやっていくつもりです。

Speaing

パート1: 試験官と各受検者間で簡単な自己紹介等のやりとりをする。
パート2:試験官が示す写真を見て受検者が自分の言葉で約1分間説明する。その後写真の内容について試験官がもう一人の受検者に質問をする。
パート3:写真にまつわる情報や質問が記載されたカードが試験官より渡され、それをもとに受検者間でディスカッションを行う。
パート4:パート3のトピックに関連して、自分の意見の正当性を説明したり、前のパートよりさらに深い議論を行う。

ケンブリッジ英検の特徴は、ペア面接です。

だれとペアになるのかは試験で最も気になるところです。

綺麗なおねぇさんだったらいいなぁ。と男性諸君は皆思っていることでしょう。

席順でペアが決まるので、前か後ろの人がペアになります。

もし前の席に素敵なお姉さんがいたら、気が気ではありません。

試験終わった後に、コーヒーでもいかがですか?とかなったら楽しいなと、想像の翼を広げていたら、後ろのおじさん(僕もおじさんだけど)とペアになって、あぁ、、そっちかぁ、、みたいな何とも言えない興奮を味わうことはできます。

きっと相手もそう思っていることでしょう。

今回の試験でちょっと楽しかったのはそこだけです。22,500円の価値はありました。

 

ということで、初受験は全然だめでした。勉強&準備不足ですね。

しかし、自分の至らぬ点を再確認できたので、その課題を克服して次の試験に臨みたいと思います。

最後に試験を受けるときの注意点をいくつか挙げておきます。

  • デジタルデバイスの回収

スマホとかタブレットが回収され、試験が終わるまで使用することができません。キャッシュを持ち歩かない私は、お財布没収と等しい仕打ちとなりました。ケンブリッジ英検当日はキャッシュを持っていくようにしましょう。お昼ごはんが食べられなくなります。

  • 面接の待ち時間

一番長いと二時間位待たされます。しかもスマホは触れません。外出はできますが、私はお金を持ってないので散歩しかできません。だから、ずっとマインドフルネスしてました。

面接は受験番号順になっているので、もしかしたら申し込むのが早ければ早いほど、面接を早く受けられる可能性があります。

だから、受験することが決まっている人はさっさと申し込んだ方が良いかもしれません。

また、紙の本を持っていくことをお勧めします。タブレットもKindleも持って行ったけど全て回収されたのでただの重りになりました。

  • 面接のテクニック

面接は、序盤は試験官から名前を呼ばれてそれに答えていくのですが、後半はパートナーとディスカッションになります。

ここでは速攻で相手に話を振って、その間に自分の内容を考えるというせこい手法が効果的です。

または、先に言いたいことだけさっさと言いちらかしてから、How about you?みたいな。

さすがに終盤はパートナーも応戦してきたので一進一退の攻防が繰り広げられました。

どっちが先に逃げるか、みたいな。

このように、主導権を握ると少し戦いを有利に進められるかもしれません。

いかがでしたか。

ケンブリッジ英検は、日本ではあまりメジャーではないので、日本語の情報がほとんどありませんでした。しかし、元々興味はあったので、私がそれをやろうと思いました。

ケンブリッジ英検は、とてもチャレンジングな試験で、世界的にTOEFLやIELTS並みの認知度を誇ります。実際に今回受けたCAEをパスできる実力があれば、かなり高いレベルの英語力を証明できるでしょう。

今回は完璧に打ちのめされましたが、次は戦えるように努力していきたいと思います。そして、ケンブリッジ英検に関する情報をたまに発信していくつもりです。

引き続きケンブリッジ英検学習日記もお楽しみください。

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  • 発売日: 2020/01/09
  • メディア: ペーパーバック