ケンブリッジ英検(CPE)を初受験した感想

ケンブリッジ英検の最高ランクであるCPE(Proficiency)を受験してきたのでレポートを配信いたします。ようやくCPEを受験することができました。

先月はワンランク下のCAE(Advanced)を受けてきましたが、難しすぎてどちらの方が難しいのかよくわからなくなりました。

個人的な感想ですが、英検1級よりもCAEの方が難しく、CPEは何と例えればいいのか分からない難易度です。

何度も書いているように圧倒的にリスニングの難易度が高いので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。

受験会場は前回のCAEと同じ会場でした。運営している皆さんも前回と一緒で、私の顔をみて、こいつCPEも申し込んでたのか、、と思われたかもしれません。

お金さえ払えばだれでも受けられますからね。

今回のスケジュールはCAEとほぼ同じスケジュールでした。

  • 9:00~10:30 Reading and Use of English
  • 10:50~12:20  Writing
  • 12:40~13:20 Listening
  • 13:20~14:10 Lunch
  • 14:00~16:00 Speaking

8時45分までには入室するように手紙に書いてあったので、結構ぎりぎりに到着しましたが、ちょうどよかったと思います。

 

このテストの形式を以下に引用しておきます。

Reading and Use of English

パート1-3:文法・語彙問題で空所補充問題(多肢選択式、記述式各8 問)、語幹から適切に変化させて答える問題8 問。
パート4:テクストに基づく問題ではなく、与えられた単語を変化させずに用いて、導入文と同じ意味になるように3 - 8 語で文章を書き換える問題6 問。
パート5-7:長めの読解問題3 問。多肢選択式問題、空所補充(段落)、多重マッチング問題。テクストは専門性の高い読者を対象としたものではなく、実生活で興味深いと思われる内容をトピックに取り上げている。誰もが関心を持つ話題、学術的な傾向のもの、ビジネスに関連した内容など。

パート1と2は、ほぼ勘です。

自信をもって答えられるものがほとんどないのですが、それがこの問題の醍醐味でもあります。時間をかけても分からないので、一番正解っぽくない選択肢を選んでおきましょう。それがCPEのコツです。

パート3は、語幹から適切に変化させて答える問題です。

比較的対応しやすいパートですが、CPEクラスになると、そんな変えちゃっていいの?という問題もあるので油断できません。extendって結局何に変えたらよかったんだろうか。

パート4も受験英語っぽさがあって結構好きです。だからといってできるわけではありませんが、謎解き感があってよいです。

パート5は、いつもよりできた感じがしているので、これは逆にちょっとやばいです。

なぜなら、今までの経験によると、CPEで手ごたえを感じた長文は、平均して1問位しか正解していないからです。

これがCPEです。

本当に実力で解けたのか、トラップにハマっただけなのか、結果は二か月後に分かります。

パート6は、段落の空所補充で、これがとても厄介です。

巧妙にできていて、じっくりやればできそうな気がしてきますが、それが逆に危ないのです。

パート6に思いのほか時間を取られ、パート7が時間切れになるというダメパターンに陥ります。結局よくわかりませんでした。

案の定、パート7は、ダメパターンに陥り、時間切れでした。

楽しかったです。

 

Writing

パート1は必修問題。2 つの短文(約100 語)を読んで主要な意見をまとめて240 - 280 語でエッセイを書く。
パート2 は、記事、手紙、報告書、エッセイ、書評(課題図書含む)の5 つの選択肢から1つ選んで280 - 320 語で書く。

残念ながらパート2が時間切れで途中で終わってしまいました。

CAEも途中で終わってしまったので、まずは二つの作品を完成させることを目標にすべきですね。

パート2は、課題図書である以下2冊の書評を選ぶこともできます。

選択肢に以下の本に関する書評の問題があったことを確認できました。

About a Boy (Movie Tie-In) (English Edition)

About a Boy (Movie Tie-In) (English Edition)

  • 作者:Hornby, Nick
  • 発売日: 1999/05/01
  • メディア: Kindle版
 
I Capture the Castle (Vintage Childrens Classics)

I Capture the Castle (Vintage Childrens Classics)

  • 作者:Smith, Dodie
  • 発売日: 2012/08/02
  • メディア: ペーパーバック
 

もちろん、私は上記二冊を入手済みですが、書評を書けるほど読み込んでいるわけではないのであっさりとスルーです。

読み込んでいるというか最初の方ちょろっと読んだだけだし、About a boyもDVD見ただけですからね。全然あかんではないか。

次回までにはちゃんと読み込んでこの書評にチャレンジしたいと思います。

Listening

パート1:3 つの短い抽出文を聞き2 問ずつ3 つの選択肢から選ぶ。6 問。
パート2:3 - 4 分間のモノローグを聞き適切な単語やフレーズを補充して9 つの文章を完成させる。
パート3:3 - 4 分間にわたる会話を聞き4 つの選択肢から選ぶ。
パート4:モノローグ(各約35 秒)を聞いて多重マッチング問題10 問に答える。
(ここで扱うことばは)ビジネス・シーンや大学で接するものであったり、通りを歩いていて遭遇する種類のものであるかもしれないなど、多岐に渡っている。

CPEリスニングの鉄則は「簡単に聞き取れたものは不正解」です。

要は、自分が正解だと思ったものを選ばなければ正答率が上がります。

これはオフィシャルハンドブックにも書いてあるので無視できない戦術です。

しかし、本番では練習の時よりも聞き取れた気がしているので、心配になりました。

見事に罠にハマった可能性が高いです。

実際どのくらいできているかは全く分かりません。

特にパート4は、TASK2の内容が前半に出てくることもあるので、惑わされないように注意が必要です。

 

そして、ランチ休憩。

CAEを受験した時に待ち時間が長すぎて困ったので、今回は紙の本を持ちこみました。(デジタルデバイスは使用不可のため)

螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)

螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)

 

納屋を焼く男の話なのですが、結構面白かったです。

「二か月にひとつくらいは納屋を焼きます」と彼は言った。そしてまた指を鳴らした。「それくらいのペースが一番良いようなきがするんです。もちろん僕にとっては、ということですが」

僕は曖昧に肯いた。ペース?

螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)

面接の待ち時間は、こういう小説を読むのが一番ですね。

よい暇つぶしになりますし、緊張もほぐれてリラックスできます。直前にスピーキング対策をしても疲れるだけでほぼ意味はありません。

小説を読んで想像力を膨らませましょう。

実際、本番の試験ではハイヒールを履いた女性の足の写真👠があって、それについてコメントを求められました。これは対策のしようがありません。

何なら小説を読んでいた方が役に立ちそうな気がしてきます。

最後の面接は二人一組のペアで行います。

Speaking

パート1:試験官と各受検者間で簡単な自己紹介等のやりとりをする
パート2:もう一人の受検者とともに試験官が示す写真に関するタスクに取組む。
パート3:写真にまつわる情報や質問が記載されたカードが試験官より渡され、受検者はそれぞれ自分の考えを述べる。その後、その実生活に関連したテーマについて、試験官、受検者の3者間でディスカッションを行う。

CPEはCAEよりも共同作業が多いので、独りで話すよりプレッシャーは少ないように思われます。

しかし、パート3の2分間のスピーチは、トピックが抽象的なので、英検1級よりも2分間話し続けるのが難しいと感じました。パートナーのスピーチが終わった直後も関連トピックで質問をされるので常に油断できません。

全体を通じて、聞かれる内容は英検1級ほど社会的ではなく、身近なトピックではある。が、抽象的であるため長く話し続けるのが難しく、自分で話を膨らませる必要がある。

まさにこれがCPEのスピーキングで求められるスキルです。

例えば「この絵を見て、何が聞こえる??」みたいなことを本当に聞かれます。

ということで、とてもチャレンジングで刺激的でした。

今日の結果はなかったことにしてほしい位手ごたえはありませんが、初めてCPEをフルコースで受けたのでとても有意義でした。

まさに付け焼刃ではまったく対応できず、日頃からの地道な積み重ねが反映される試験であることを痛感しました。

次はいつになるか分かりませんが、CAEとCPEは定期的に受験して、自身の英語力の到達度を測っていくつもりです。