ステルス値上げを歓迎しよう

最近ステルス値上げが話題に上がることがよくあります。知らない間にこっそり量を減らしてお値段据え置きというやつです。一見損をしているように見えますが、食べ物に関して言えば、ステルス値上げを歓迎すべきです。

このステルス値上げのことを別名シュリンクフレーションとも言うようです。

シュリンクフレーション(英語shrinkflation)とは、小売りされる商品の価格は変わらないままその内容量がシュリンク(収縮)していく経済現象である[1]。shrink(縮小)とinflation(インフレ)の合成語であり、インフレの形態の一つである。

確かに同じ価格を払うのに量が減っているのは損した気分になりますし、実際に最近はお菓子の量が明らかに減っていたり、以前と比べて小さくなったなぁと思ったりすることもあります。

しかし、私個人的には食べ物のシュリンクフレーションを歓迎しています。

なぜなら、食べる量が減るからです。

お弁当でもお菓子でもそうですが、私は一たびパッケージを開けたら(弁当の蓋を開けたら)全部食べてしまいます。

ちょっとご飯の量が多いな、、と思っても全部食べちゃう。

お菓子でもそれは食べすぎだろ、、というレベルでも気が付いたら全部食べてしまっています。スナック菓子とかグミとかそうなりがちです。

私はドライマンゴが好きなのですが、気を付けないと一瞬で一袋食べてしまいます。

内容量に関わらず、一袋食べないと満足しないのです。

やめられない止まらない。これは健康に悪影響をもたらします。

そこでシュリンクフレーションです。

 

お値段据え置きで量だけが減っているので、いつも通りに全部食べてしまっても自ずと摂取量が抑えられます。

シュリンクフレーションで減った分が足りないから、二袋目も食べないと、、とはなりません。少なくとも私はですが。。

要は、1パッケージ食べれば大体満足します。

ファミリーマートのドライマンゴは3切れ位しか入ってなくて、それはさすがにやりすぎだろ、といつも思いますが、食べすぎないという点では評価できます。

また、ブラックサンダーも小型化によって、まとめて食べても以前と食べる数量が変わらなければ、カロリー摂取を抑えられます。

つまり、ステルス値上げ(シュリンクフレーション)は、カロリー摂取を減らせるので、ダイエットに最適な仕組みではないか、と思ったのです。

世の中の人は、量が減るとすぐにせこいとか損だとか言いますが、そういう人は基本的に食べ過ぎています。

多くの人は自分では食事量をコントロールできないので、食べ物の内容量を減らしてしまうのが得策です。

お値段据え置きで摂取カロリーを減らして健康になるなら悪くないではないか。

ステルス値上げを歓迎しましょう。

食べ物のシュリンクフレーションは、私たちの健康にとってはメリットだと思いました。