私の老後を支える楽天VTIの純資産総額が2000億円を突破していました。
楽天VTIって何なのよ、という方のために説明しておきます。
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、バンガード社が運用する“バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカーコード:VTI)”を主要投資対象としています。当ファンドに投資することで、米国株式市場の大型株から小型株まで、投資可能銘柄のほぼ100%となる約3,500銘柄への分散投資が可能となり、米国経済全体の成長を捉えることが期待できます。
1000億円を突破したのが2020年5月27日あたりなので、一年もかからずに純資産総額が倍増したことになります。
保有していた皆様おめでとうございます。
現金を持つより株を持った方がお金が増えると本で読んだ私は、いろいろな投資を試し、多くの財産を犠牲にしてきました。
その経験を通じて、いくつかのことを発見しました。
- 上がる個別株だけを買うのは無理
- 個別株を買うのも売るのも精神的に辛い
- 買った銘柄が一生気になる
- だから個別株は落ち着かない
そして、以下の結論を導きました。
もう全部買っとけ。
VTIを買えば米国株式市場の大型株から小型株まで、投資銘柄のほぼ100%を買うことができるので、これを買うことにしました。
2016年にVTIを1000個。あとはiDeCoと楽天カードで楽天VTIを積み立てています。
今ではVTIだけで2600万円位になりました。
恐らくこれが最も簡単でそこそこリターンが得られる投資法だと考えています(個人の感想です)。
私がおすすめしているのは、貯金ではなく貯VTIです。
投資は損をするからあまりやりたくないという方は多いと思います。
貯金なら元本が保証されているから安心だ、と。
その気持ちはとてもよく分かるのですが、それは思い込みと言わざるを得ません。
なぜなら、外貨が上がれば日本円の価値は下がるし、物価が上がれば同じように現金の価値が下がるからです。
例えば、1ドル100円だと100万円は10,000ドルですが、101円になったら9,900ドルになります。
同じ値段と見せかけて量がじわじわ減っている「ステルス値上げ」も物価上昇のサインです。同じ価格でも手に入るモノが少なくなっています。
要するに、変動する側面を見てないだけなのです。
ハッとしましたか。
貯金の元本のように変動しないところを見て安心だと思えるならば、投資信託の絶対に下がらない数字だけを見ればよろしい。
つまり、貯金の代わりに楽天VTIを積み立てて、口数が増えていくのを楽しみにするのはいかがか。
この口数も売却しない限り減りません。
積立をすればするほど口数が増えていきます。ほら、貯金と似てる。
もちろん、毎日変動するので買ったときより資産額が減ることはあるかもしれませんが、それは先ほど言った通り貯金でも同じです。
見なけりゃいいのです。
いいですか、貯金が減らないと言っている人は、投資信託の口数を見て減らないから安心!と言っているに等しいのです。
外貨で換算したり、物価上昇を考慮して計算したら、もしかしたらじわじわ減っているかもしれません。
実際に現金を長期で持つと確実に損をするようです。
一方、株を持っていれば儲かったそうです。この本に書いてありました。
だから、私はできる限り多くの現金を世界(米国だけど)の株に換えて老後に備えています。
これがうまくいくかどうかは分かりませんが、将来このVTIがどうなっていくのかをみなさんと見守るのがこのブログのプロジェクトの一つです。
引き続きお楽しみください。