対面での営業や会議、イベントが減り、出張費や交際費などの関連経費が前期比で約7兆円減る見通しだそうです。
新型コロナウイルスによる働き方の変化が企業収益を下支えしている。上場企業の2021年3月期は対面での営業や会議、イベントが減り、出張費や交際費などの関連経費が前期比で約7兆円減る見通しだ。在宅勤務などはコロナ後も続くとみられる。これまで経費に充てていた資金をデジタル化や脱炭素などの経営課題解決に振り向ける企業も出てきている。
私はサラリーパースン時代に出張が多くて、消耗していました。
いや、出張されることが多くて消耗しました。
私はこう見えて以前海外で働いていたことがあるのですが、自分が出張するより、出張される方が大変なんですね。
今週はどこどこから誰と誰が出張に来るので対応します。
何しに来るんだ?
分かりません。
こういうやり取りが日常茶飯事です。
もちろん日本から海外に来られるので、お迎えから食事、様々なお手伝いをすることになります。
どんなタイプの人で、夜の付き合いは要不要、社内のプレゼンスなどありとあらゆる情報を精査し、最適な接遇をする。
こういうインテリジェンス的な仕事をしながら、海外出張者の内在的論理を解き明かしていました。
だから、出張者が増えれば増えるほど、駐在している人の仕事が増えて、出張=悪というイメージになります。
出張やめてくれ、、と。
もちろん、出張者の方がいろいろなサポートをしてくれるので助かることも多いのですが、前々から出張が多すぎだとは思っていました。
お客さんからも言われてましたらね。
いつもぞろぞろ来るけど、キーパーソン一人だけ連れてこい。みたいな。
みなさんもそう思いませんか。
あぁ、、これはあかんやつだな。
出張行けば仕事していると思われるやつか。
年初の行動計画で今年は海外出張10回行く。と書いて提出しちゃったのかもしれない。
ということで、不要不急の出張はたくさんあったことが想定されます。
もし出張が減っていたら、私のサラリーパースン人生はもう少し長かったかもしれません。
一方、経費が7兆円も減るということは、どこかの会社の売り上げが7兆円減っているということです。
したがって、中には経営が厳しくなってしまった会社や業種もあることでしょう。
中国の日式カラオケは今どうなっているのだろうか。。
你最近过得好吗?
状況が変われば、それに応じて我々も変わらなければいけません。
出張がなくなったら、オンラインでやるしかない。
オンライン日式カラオケがあったら、僕は行きます。
出張がなくなって経費削減ができたら、それで有意義な投資をしてさらに日本の経済を活性化させてほしいと思います。
出張が減ったことで助かったビジネスパーソンもいます。
逆に出張が減ったことで大変な思いをしているビジネスパースンもいます。
仕方ありません。
これが選択圧で、私たちが今いる理由です。
ほんのちょっとした環境の変化が思わぬ影響をもたらします。
世界は一瞬で変わる。
どんな変化があっても生き延びることが大切です。
ということで、オンライン日式カラオケがあったら、僕はいきます。