VTIが240ドルを突破したのでメモしておきます。VTIを保有しているみなさま、ならびに米国株に投資しているみなさま、おめでとうございます。
VTIが230ドルを超えたのが8月だったので、約3か月で記録更新できました。
ちょうど5年3か月前の8月に私はVTIを112ドルで1000株購入しました。
そして10万ドルの含み益を2021年4月に達成し、7月にVTIが買った時の2倍になりました。
5年で資産が2倍なので、この調子でいったら40歳で1億円に到達する計算になりますが、半減することもあるやうなので用心します。
VTI1000株の分配金再投資を含めた儲けは、以下の通りとなりました。
- 含み益:129,750ドル
- 分配金:21,274ドル
- 合計:151,024ドル(1,722万円)
5年3か月で112,000ドルが263,024ドルになりました。
持ち家に喩えると、3,000万円で買った家が7045万円くらいになっているイメージです。
結構値上がりしてますね。
VTIがいいのは家と違っていつでも好きな時に一部だけ売れることです。家だと1割だけ売却するとかできないので不便です。できんのかな。
私にとってVTIは家も同然です。
VTIが値上がりすればするほど良い家に住める。VTIを買うときは家を買うような気持ちになります。
ということで、5年前に買ったVTI1000株だけで1,700万円の利益を得ることができました。調子がよければ、VTIを買っておけば5年で約2倍になることが分かりました。
一攫千金を狙いたい気持ちもよく分かります。私もレバレッジやロト6で大儲けを狙っています。
しかし、堅実に資産を増やしたいなら、幅広く分散された低コストの株式インデックスファンドを買いまくるのが良いと考えています。
このシンプルさが大切なのです。
やれば分かると思いますが、保有するものが増えれば増えるほどそれらに気を取られるます。
はい、取られるます。
身の回りのものを減らすとなぜ集中力が上がったり、幸福度が上がるのか。
それはモノに気を取られないから、というミニマリストの精神は投資にも通ずるのです。保有する銘柄が増えれば増えるほど消耗します。
KISSの原則をご存知でしょうか。
Keep it simple, stupid(シンプルにしておけ、この間抜け)
これはKeep it short and simple的な意味で使われていて、元々はちょっと違ったみたいな説がありますが、1960年代の米国海軍において言われた経験的な原理・原則の略語だそうです。
要は、設計の単純性が成功のカギであり、不必要な複雑性は避けるべきだ、ということです。
私は間抜けなので、あらゆることをシンプルにしています。
間抜けの理論や直感を差し挟む余地を少しでも減らしておくことが成功の秘訣です。
何事にも当てはまるかと思います。
勉強をするにしても作業をするにしても、やるべきことを明確にして、シンプルにしておいた方が捗ることがよくあります。
とりあえず起きたらデスクに直行して記事をとにかく書け、この間抜け。
みたいな感じで、いつも自分にも言い聞かせています。
VTIに投資して5年が経ちましたが、今のところは順調です。
しかし、いつも順調なわけではありません。良い時も悪い時も富めるときも貧しき時も粛々とVTIへの投資を継続していきたいと思います。