1ドル115円になった感想文

円安が進んでおり、1ドル115円台に突入したので記念に感想文を書いておきます。

私は資産をドルで持つべき派に所属しているので、円安になると幸せになります。

  1. ドルは日本円より預金利率が高い
  2. ドルは日本円より流通している
  3. 自分が日本円を稼ぎやすい
  4. 日本円の価値が下がるとみている

金融資産に比べて人的資本が圧倒的に大きい場合、

  • 全資産を株式に投資すべきである。
  • 投資にはレバレッジをかけるべきである。
  • 全資産を海外資産で保有すべきである。

黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 (講談社+α文庫) より

多くの日本の生活者は円建てで給与をもらい、その大部分を自宅という円建て資産に投じている。どの国でも母国通貨建て資産の比率が高い「ホームカントリーバイアス」はあるものだが、野村総合研究所の試算によると日本の家計金融資産に占める外貨建て資産比率は2%台とごく低位にとどまる。

3年ぶり円安時代に考える外貨投資のキホン: 日本経済新聞 より

ということで生活費に必要な現金を手元に残して、あとは全て米国株に投じています。

つまり、私の資産はほぼ全てがドル建てです。

ざっと45万ドルですね。

なんかドル建てで資産額を言うとちょっとカッコ良いですね。

貯金いくらあんの?

45万ドルだよ。

ということで、1円円安になると45万円分の円建て資産が増えます。逆に1円円高になると45万円分の円建て資産が減ります。

だから、1ドル80円位の円高になると1,575万円の円建て資産が減ります。

え?

という計算を日々しておく必要があるわけでございます。

私は5年以上前にその習慣を身に着けていたので、まるで空気を吸うように為替変動が資産に与える影響を把握することができます。

私は円安歓迎派なので、このままどんどん円安になってほしいと思っていますが、日経新聞もそうなるかもと言っています。

心理的な節目だった1ドル=115円を突破し、市場では「目先はドル高方向に進みそうだ」との見方が強い。金融緩和の縮小にカジを切っていたパウエル議長の再任が濃厚になり、新型コロナウイルス禍後の金融緩和を続ける日銀と米国とのスタンスの違いが浮き彫りになった。

今回、FRB人事によるドル高と、従来からの円安地合いの両方が節目突破をもたらした。この先もしばらく円安・ドル高基調が続くとの見方が多い。

円安も世界でトップクラスだそうです。

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円安、世界で突出 トルコ・ブラジルに次ぐ下落率: 日本経済新聞 より

ということで、私と同じようなポジションを取っている方は円安大歓迎だと思いますが、日本の将来が少し不安な気もします。

だからこそ自分の資産を外貨建てにしておくことも大切だと思いました。

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