ロシアへの経済制裁に伴うエネルギー高が世界景気を冷やすとの懸念が広がり、ダウ平均は下落率、下落幅ともに今年最大を記録しました。
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、前週末比797ドル42セント(2.4%)安の3万2817ドル38セントで終えた。下落幅、下落率ともに今年最大で、昨年3月以来1年ぶりの安値。
ダウ平均は1月4日に付けた過去最高値からの下落率は10.8%となり「調整局面」入りの目安となる10%を超えた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3日続落し、前週末比482.476ポイント(3.6%)安の1万2830.962で終えた。昨年11月19日に付けた過去最高値からの下落率は20.1%に達し、高値から20%超下げた場合に当てはまる「弱気相場」入りした。
2021年はこの時が一番下落したようです。
2021年2月25日
- SPXL:-7.19%(-5.19ドル)
- TECL:-10.42%(-4.67ドル)
- SOXL:-17.21%(-7.53ドル)
今回はどうだったのか。
2022年3月7日
- VTI:-3.08%(‐6.72ドル)
- SPXL:-8.75%(-9.21ドル)
- TECL:-10.88%(-5.70ドル)
- SOXL:-14.93%(-5.19ドル)
このクラスの下落は、これまでにも単発で何回かありましたが、立て続けに来ているのがつらいですね。
年初からのリターンが最悪になっているはずなのでメモしておきます。
年初からの比較
- 4,937万円→3,919万円
- (-1,018万円 / -20.6%)
ということで、年初からのリターンはマイナス1,000万円を突破、下落率も20%を超えました。
ちょうどコロナの時と同じ位のダメージを負っていることになります。
あんな強気だった自分もいつのまにか弱気相場入り、あの鮮やかな景色は今や白黒の世界へと変貌を遂げました。
下落率はたいしてことなくても、コロナショックの時より株価が上がっているので下落幅のインパクトがとても大きくなっています。
辛い、痛い、悲しい。
株式投資をするなら、こういうことが定期的に起きることを覚悟しなければなりません。
リスクとリターン。
儲けたいならそれ相応の痛みを伴います。
私は特殊な訓練を積んでいるので、このレベルの下落では視界が白黒になるくらいで済んでいますが、中には辛い思いをされている方もいらっしゃるでしょう。
ここからです、大事なのは。
筋トレでもきついところからのあと3回が筋力アップに繋がるように、投資でもここからの更なる下落が精神を鍛え上げるのです。
明けない夜はないように、上がらない株式市場もありません。
回復するのに時間を要するかもしれませんが、億万長者になるために必要な修練と捉えて頑張ろうではありませんか。
辛いときには、ランニング、フロントレバー、単語帳の反復、読書など自分の好きなことをしてリフレッシュしましょう。
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ここからがまさに投資家の真価が問われる時です。
グッドラック。