ナスダックが今年最大の上昇率と上昇幅を記録した(2022年第1回)

ウクライナとロシアの停戦交渉や中国政府による景気刺激策への期待が強まり、景気敏感株を中心に買いが優勢となったようです。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比487.932ポイント(3.8%)高の1万3436.553で終えた。上昇幅、上昇率とも今年最大。ネット通販のアマゾン・ドット・コムと電気自動車のテスラが上昇した。エヌビディアなど半導体関連株への買いも目立った。

ダウが今年最大の下げ幅を記録したときと比較してみましょう。

2022年3月7日

  • VTI:-3.08%(‐6.72ドル)
  • SPXL:-8.75%(-9.21ドル)
  • TECL:-10.88%(-5.70ドル)
  • SOXL:-14.93%(-5.19ドル)

2022年3月16日

  • VTI:+2.50%(+5.36ドル)
  • SPXL:+6.88%(+6.89ドル)
  • TECL:+9.92%(+4.75ドル)
  • SOXL:+15.20%(+4.79ドル)
  • CWEB:+80.34%(+3.35ドル)参考

ということで、前回の下落の方がインパクトが大きいことがわかりました。

ちなみにCWEBが80%以上の値上がりとなっており、私たちに夢を与えてくれました。

もちろん私はCWEBは保有していなかったのですが、日本株のCWEBであるソフトバンクグループの株価が少し上がっております。

また、円安がさらに進んでおり、米国の利上げに伴い一時1ドル=119円台をつけました。

16日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が一時1ドル=119円台まで下落し、2016年2月以来6年1カ月ぶりの円安・ドル高水準をつけた。米連邦準備理事会(FRB)が16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示した22年の利上げ見通しが市場予想を上回り、米金利が上昇。日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが進んだ。

円安+株高。

素晴らしいコンボです。

しかし、油断はできません。

これまでも株が底を打ったと見せかけてからの激しい下落に何度も見舞われたことがあります。

このまま株が上がってくれることを心から祈っておりますが、このタイミングで余計なことはせず、株を売らないように細心の注意を払うことが大切です。

いつも通り、生活費以外の余剰資金は米国株に投資してほったらかしておきましょう。