1ドル120円になった感想文

円安が進んでおり、1ドル120円台に突入したので記念に感想文を書いておきます。

22日の外国為替市場で円が対ドルで下落し、一時1ドル=120円台をつけた。2016年2月以来6年1カ月ぶりの円安・ドル高水準となる。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が21日の講演でインフレ対応のために状況次第で大幅利上げに踏み切る可能性を示唆し、米長期金利が上昇(債券価格は下落)。日米金利差の拡大を反映した円売り・ドル買いが進んだ。

私は資産をドルで持つべき派に属しているので円安を歓迎します。

最近の新聞記事でも円安がどんどん進むのではないかと言われていましたが、本当にどんどん円安になってきています。

なぜ円安が進んだかというと、FRBのパウエル議長が0.5%の大幅利上げを排除しない考えを示したからだそうです。

元々0.25%は上げるよ、と言っていたそうですが、今後0.5%もあるかもしれん、と言ったことで債券が売られました。

長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時2.3%台と、19年5月以来2年10カ月ぶりの水準に上昇しました。

一方、日本は大規模な金融緩和を継続しているため、米国との金利差はどんどん開き、円安が加速している、と記事は報じています。

ということであれば、今後もさらに円安は加速しそうですね。

このままだと海外のものを買うときに今までよりも高いと感じることが増えそうです。

最近買ったiPad Air5の例を考えてみましょう。

ドルで買うと599ドルですが、1ドル120円で計算すると、71,880円になるので思ったよりも高く感じます。

実際アップルは74,800円で売っているのでもう少し円安リスクを加味しているのかもしれません。

それ以外にも英語の本とか英語のサービスなどドル建てのものは軒並み高くなっていきます。

一方で日本の収入も円安に合わせて上がるわけではないので、日本人にとっては生きづらい世の中になっていくかもしれません。

10年近く前に中国にいたときは、iPhone3がほぼ月収みたいな中国のサラリーマンがたくさんいました。

日本もそのうちiPhoneの最新機種がほぼ月収になる日がくるかもしれません。というかすでにそうなっているかもしれませんね。

大規模緩和を続けている日本で私たちができることは、海外の株を買って、外貨を持っておくことです。

日本円は時間が経てば経つほど価値が低くなっていくので米ドルとかに変えておいた方がよい気もします。

日本人なら日本円をすぐに稼げますし、将来の年金も円で支給されるはずです。

それを考慮すれば、手元の資金は外貨にしておくのが賢明と考えます。

果たして再び円高になる日はくるのでしょうか。