メルカリが「ゆっくり宅配」で送料を安くするらしい

私はメルカリのヘビーユーザーで主に本を売却していますが、送料が課題でした。特に単価が安い商品の場合は利益が出にくかったのですが、「ゆっくり宅配」にして送料を安くできれば、より多くの利益を確保できます。

メルカリが数日遅い配達を選べば送料を安くする「ゆっくり宅配」に乗り出す。米アマゾン・ドット・コムなどが導入している手法だ。日本の宅配便の取扱数は年間50億個に迫り、運び手が足りない「宅配クライシス」が深刻化している。配達日程に幅があれば、余裕のある日に荷物を回せる。速さを競ってきたEC(電子商取引)業界に一石を投じる方針転換だ。

私はこれまで発送の速さを売りにしており、ゆうパケットポストを導入することで、さらに磨きをかけてきました。

ゆうパケットポストとは、所定のシールを張ってQRコードを読み取り、あとはポストに投函するだけという超簡単な発送方法です。

コンビニなどに行く必要はなく、家の目の前にポストがあるので、受注した瞬間に発送通知を送ることができました。すべて自己解決できるのがメリットですね。

一方で、そこまで急ぐ必要はないというお客様がいるのも事実です。

「ゆっくりでいいです」「急いでません」――。メルカリの出品者と購入者の間では、よくこんな会話が交わされる。大阪市の会社員(36)は書籍や衣類の購入に使うが「今すぐ欲しいものはメルカリで買わない」と話す。利用者6千人へのアンケートでも約9割が「(今より)数日遅れても良い」と回答した。

メルカリあえて「ゆっくり宅配」 送料安く物流に優しく: 日本経済新聞

そこでメルカリは、トラックの空きスペースをうまく活用することで配達の負荷を減らすプランを打ち出しました。

こうすることで必要なトラックや配達員の数を減らし、環境への負荷も下げることが可能になります。これが低コストにつながる理由です。

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メルカリあえて「ゆっくり宅配」 送料安く物流に優しく: 日本経済新聞 より転載

どのくらい安くなるのか、いつから導入されるのかについてはまだわかりません。

150円くらいかな。

私は本を買うのが趣味で、本屋で本を買ってはメルカリですぐに売却してきました。

実際に1800円位で買った本が1700円位で売れるので、送料200円と手数料180円と新品との差額100円の計480円位のコストで済む計算になります。

送料が安くなればもっと低コストで新しい本が読めるようになります。

これはよいことです。

少し話はそれますが、メルカリで取引を増やして信用を積み上げると、iPhoneとかiPadもメルカリで高値売却できるようになります。先日買い替えたiPadも旧世代のものを40,000円程で売却できました。

今となっては手放せないツールとなりましたが、その分取扱数が増えてしまっており、コスト増のリスクにさらされています。

今後も低コストでメルカリを使い続けられればいいな、と思いました。