三十七歳の日記

Diary of My Thirty-seventh Year

36歳男性の全身脱毛の体験記

新年早々に全身脱毛に挑戦することを宣言しました。その続編をお送りします。

関連記事

昨年末に全身脱毛(VIOを除く)に初挑戦し、多くの学びを得ました。

脱毛に挑戦するためには、日焼けを避けて、お肌をベストコンディションに保たなければなりません。私は乾燥肌なので、冬場は肌がかさかさになってしまいレーザー脱毛ができませんでした。

しかし、冬が終わり、春を迎え、湿度が上がると私の肌も潤いを取り戻していきました。

機は熟した。

ということで、前回は胸にトライしましたが、今回はそれ以外の部位を攻略してきました。

今回の学びは以下の通りです。

  • 顔と首の日焼け対策
  • 全身をやるのは思いのほか時間がかかる
  • 目隠しシェービングに感じてしまう

今回もいろいろ反省点がありました。

結論から言うと、顔と下半身は断念し、上半身のみレーザーを照射しました。

私はウェブで予約をしましたが、予約候補日を3つ選びその中で処置に応じて適当な日時を指定されるというシステムでした。

13時30分で予約でほぼ時間通りに到着。10分程待たされて処置室に案内されます。

前回は初回だったのでカウンセリングがありましたが、今回は直接処置室に行きました。

前回と同じ美しいお姉さんが担当でした。

「前回も担当させていただきました〇〇です。よろしくお願いします」

「はい、よろしくお願いします。前回やった胸以外をできる範囲でお願いします」

と挨拶を済ませた後はお決まりの紙パンツ一丁姿になります。

お姉さんが外に出ている間に、紺色のブリーフ型紙パンツを装着し、ベッドに仰向けになり、バスタオルを胸までかけて待ちます。

恥ずかしさと緊張と何とも言えない気持ちで満たされたまま、時がゆっくりと流れます。

こういう時に私は最悪の事態が発生した時のことを思い浮かべてしまいます。

今この瞬間に大地震が起きたり、火事が発生したら、私はどうなるのだろうか。

紙パンツ一丁で避難することになるのか。

新宿の街に、紙パンツ一丁で避難する私。

「お着替えはお済でしょうか」

お姉さんと男の先生が入ってきて、身体をチェックされます。

「前回の時よりかなり肌の状態がよくなりましたね。これならレーザーを当てられます。しかし、お顔と首は少し日焼けをされているので今回は見送った方がいいかもしれません」

「わかりました。できる範囲でよろしくお願いします」

「はい、では剃り残しがあるところをシェーバーで剃っていきますね」

これが第2関門です。

レーザー脱毛をする前には、自分で体毛を剃ってくるよう指示されます。

私はその難易度と手間を知っていたのでシェーバーを購入していました。

広範囲の毛を剃るにはシェーバーが不可欠で、これで広範囲に攻めつつ、仕上げに剃刀を使うという二段階認証方式で全身をツルツルに仕上げました。

しかし、まだ経験不足であるがゆえ、剃り残しがあり、少し窪んでいるところや背面は手が届かず自分だけでは処理できない部分がありました。

そうした部分をお姉さんがシェーバーで剃ってくれるのですが、これが大変でした。

レーザー照射をする前に目隠しをされるので、目隠し剃毛となります。

そして、このシェービングが部位によってはめちゃくちゃくすぐったいのです。

しかも目隠しされているためどこを攻められるか予想がつかず、とてつもなくスリリングな戦いが強いられます。

私がくすぐりに弱いせいもあったのでしょう、お腹とか脇に絶妙なタッチでシェーバーを這わされると、私の身体は反応してしまいました。

脇腹に行くと、ビクン。

脇でもビクン。

反対側の脇腹でビクン。

脇でもビクン。

とても恥ずかしかったです。

しかも意識すればするほど敏感になります。

分かりますかね。

もうくすぐられると思うだけでくすぐったい。

まさにそんな感じでした。

極めつきはうつ伏せからのお尻です。

シェーバーがお尻の麓から山頂へ向けて上り始めたあたり、そして、山頂を越えてから谷間に向けての下り、それが私の急所だったようです。

その部分にシェーバーが到達するたびお尻がキュッとなりました。

ヴィーン、きゅっ、ヴィーン、きゅっ

ヴィーン、きゅきゅっ、ヴィーン、きゅきゅっ

唇を噛み締め、ベッドの端を力強く握ります。

これが無言で繰り返されます。

「ちょっとくすぐったいですよね」

というような声かけがあれば少しは救われたかもしれません。

そして、十分に予想できることではありますが、そして皆さまも期待しているとは思いますが、あまりにも様々な刺激が加えられた私の身体の一部にある変化が訪れました。

それはまるで背中をとんとんとつつかれ、泥の中での穏やかな眠りから目覚めたようだった。ひとつあくびをし、そろそろと頭をもたげ、まるでヨットが北西の方向から吹いてくる確かな順風を受けてキャンバスの帆を張るように、、

あかんではないか。

それだけは絶対に阻止しなければならない。

緊急事態宣言を発動し、私は頭の中で三桁と三桁の掛け算をしました。

しかし、シェービングは既に終盤に差し掛かり、掛け算が効果を発揮するにはまだ時間がかかりそうです。

「それでは仰向けになってください」