半導体株に警戒感で買い

私は半導体関連株が好きなのでレバレッジETFのSOXLをNISAで買っていますが、昨今の暴落で大変な目に遭っています。日経新聞を読むと、半導体株に対してネガティブな記事も見受けられます。

半導体関連株の下落局面が続いている。半導体各社は新型コロナウイルス禍以降、需給逼迫を背景に好業績が続き、2021年にはバリュエーション(投資尺度)も大きく切り上がった。ただ、半導体はシクリカル(景気循環)銘柄の代表格。好況の「山」が高かった分、次の「谷」の深さに対する警戒感も大きくなっている。

年初から調整が続いてきた半導体株に冷や水を浴びせたのは、メモリー大手の米マイクロン・テクノロジーが6月30日に発表した2022年3~5月期決算だった。同期間の調整後1株利益(EPS)は2.59ドルで予想(2.36~2.56ドル)を上回る着地だったが、発表翌日の株価は一時7%安をつけ、半導体株は全面安の展開となった。嫌気されたのはガイダンスの弱さだ。

このようにメモリー大手のマイクロンが弱気発言をしたおかげで半導体株が全面安となってしまいました。私が保有しているSOXLも年初は70ドルを超えていましたが、ひどい時は10ドルちょっとくらいまで値下がりして悲しくなりました。

それでも私は半導体株に強気です。半導体株に警戒感が出るタイミングが買いシグナルなのではないかと思っています。

その理由は、半導体の需要自体はこれからも増えていくことが想定されるからです。

もちろん、需要が増えれば株価も上がるほど単純ではありませんが、5〜10年スパンでみればまた急上昇に転じる可能性も十分にありえます。

乗るしかありません、そのビッグウェーブに。

日経新聞の記事によると、市場規模は前年比で成長を続けており、22年の市場予測は前年比16%増の6464億ドル。従来予想を450億ドル上方修正しているそうです。

熱狂冷める半導体株、「谷」の深さ探る市場: 日本経済新聞

半導体株指数の下げ幅は大きいと言っていますが、7月から急速に回復してきている様子もしっかり捉えています。こういう読み取りも大切です。

熱狂冷める半導体株、「谷」の深さ探る市場: 日本経済新聞

このようにネガティブなニュースはあるものの少し長期的に見れば半導体株は絶好の海馬になっている可能性もあります。

海馬?

私は2023年のラストレバレッジNISAでもう一度SOXLに賭けてみようと思っていますし、2024年以降のNISAでも個別株で半導体に賭けてみたいです。

NISAが良いのは、賭け金の上限があることです。

年間120万円くらいならチャレンジしてみてもいいか、という積極的な気分にさせてくれます。

まぁそれでも1000万円を超える下落を経験できましたが、、

日経新聞の記事でもネガティブなことばかりではなく、今後は上がるかもしれないと言っている人もいます。

一時的に市場が足踏みしても、半導体の基礎的な需要自体は増加を続けている。オムディアの南川明氏は「DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)を支える大きなコンピューティング能力が必要。一時的なダウントレンドを迎えてもその後は過去20年より強い成長になるのではないか」と話す。

熱狂冷める半導体株、「谷」の深さ探る市場: 日本経済新聞

ほんそれですね。

ということで半導体株で痛い目に遭っていますが、これからも動向を注視してまいりたいと思います。