ポリグロットになるために

私は外国語の学習が好きで、学生時代に英語や中国語を学んだほか最近ではロシア語やカンボジア語など新しい外国語の習得に取り組んでいます。

複数の言語に通じる人をポリグロットと呼びます。

私はまだまだポリグロットには程遠いですが、これからもいろいろな外国語を学び続けてポリグロットになりたいです。

日本でもポリグロットの人はたくさんいて、そういう方の本を読むのは結構面白く、勉強法も役に立ちます。

最近ではロシア語とカンボジア語に取り組んでいました。

この春から初学者向けのオンライン講座に申し込み一回も休まずに全ての授業に参加しました。これは我ながら偉いと思いました。

もし独学だったら絶対に途中で挫折していたので、毎週一回は必ず授業を受ける環境を整えることは意義があります。

一回でも休んでしまうと、次の授業についていくのが難しくなるし、休むハードルが下がってしまうのでとにかく授業に参加することが大切ですね。こうすることで着実に知識が積み上がっていきます。

ロシア語は、キリル文字が読めて、男性、女性、中性名詞の活用や第一変化動詞、第二変化動詞くらいまでは理解しました。(自力で運用できるわけではない)ロシア語の学習を通じて、ヨーロッパ系の言語にとてもよく似た言語であることを知りました。

カンボジア語は、文字が難しいので自力で読めるようになるには更なる勉強が必要ですが、簡単な自己紹介や旅行で使えそうな会話はできるようになりました。

ゼロからのスタートなのでこれは大きな進歩と言って良いでしょう。

文字や発音などは言語を学ぶ上ではとても大切なので数ヶ月でマスターするのは困難ですが、基本的なところは先生にしっかり教わった方がいいですね。

今回のオンライン授業で基本中の基本中の基本はわかった気がするので、後は自分である程度学習が進められそうな気はします。

外国語学習はいろんな意味で自分を拘束することが大切です。いかに学習を継続させるか。これが外国語学習の秘訣と言って良いでしょう。

そういう意味でお金を払って授業を受けるのは良いと思いました。毎週同じ時間に学習するので勉強のリズムが生活の中に組み込まれていきます。

二つの言語を同時に学ぶのは時に結構難しいと思うこともありました。

例えば、カンボジア語で男性が「はい」と答えるのは「バー」なのですが、ロシア語では「ダー」と答えるので、カンボジア語で「ダー」と言ってしまったり、文字も文法も全く違うのですが、少なからず干渉はありました。

外国語学習はとても大変ですが、読めなかった文字が読めるようになったり、外国語が聞き取れるようになったりするのは、新たな世界が広がるような気がしてとても面白いです。

この夏にもう少し自分でも勉強を進めて、ロシア語とカンボジア語を身体に馴染ませていければいいなと思います。

ぜひみなさんも何か新しい外国語に挑戦してみてはいかがでしょうか。