NISAで1000万円以上資産を減らす方法

私はNISAでレバレッジETFを運用しています。今回の暴落で最高値からどのくらい資産が減っていたのか調べてみたところ、1ドル=148円で計算すると1390万円も資産を減らしていたことが判明しました。

NISA保有株数

  • SPXL:299
  • TECL:410
  • SOXL:500

直近の最高値→最安値(ドル)

  • SPXL:147.98 (1/4)→48.97 (2022/10/13)
  • TECL:91.04 (1/4)→18.03 (2022/10/13)
  • SOXL:74.21 (1/4)→6.21 (2022/10/13)

資産推移(ドル)

  • SPXL:44,246→14,642(‐29,604)
  • TECL:37,326→7,392(‐29,934)
  • SOXL:37,105→3,105(‐34,400)
  • 合計:118,677→33,090(-93,938)

93,938ドルを1ドル=148円(2022年10月13日時点のレート)で計算すると、1,390万円です。

このように、レバレッジETFを運用すると、急激に資産を増やすこともできますが、急激に資産を減らすことができることを学びました。

ちなみに新NISAではレバレッジETFに投機することは出来なくなるので、2023年までのNISAでしかこの博打はできません。

一般NISAで新規投資できるのは23年までです。そのため19年以降に一般NISA口座で購入した上場株式等をロールオーバーする先は新NISAとなります(図表1)。

ロールオーバーできない商品もあります。前回触れたように、監理銘柄・整理銘柄に指定されているもの、ヘッジ目的等以外でデリバティブ取引による運用を行っているものは新NISAの2階では対象外です。そのため、新NISAへの移管はできません。時価で課税口座に払い出すか、売却する、のいずれかになります。

現NISA→新NISAへ移管可能 「つみたて」シフトも一手: 日本経済新聞

私は2018年からこのギャンブルの魅力に取り憑かれ、それ以来NISAではレバレッジETFを購入することにしています。

一番調子がいい時には1,000万円以上の含み益を抱えていたこともありますが、暴落で1,300万円以上減ったので、マイナスに転じたこともありました。

まさかNISA口座でこんな刺激的な体験をできると思っていなかったのでそれだけで1,000万円くらいの価値はあったでしょう。勇敢な自分を褒めてあげたいです。

一時期レバナスとかが流行っていたことがありますが、今回の暴落と共にその多くの人は滅びてしまいました。

それでもレバレッジETFには夢があります。

全力でレバレッジETFに賭けるのはおすすめできませんが、私のように年間120万円位なら博打してみるのもありだと考えています。

値動きが激しくて含み益なんか言葉通り一瞬で吹き飛びますが、当たった時の儲けもやはり大きいです。

2018年分は今年で満期を迎えます。

SPXLを45ドル位で仕入れたので恐らく利益は出るでしょう。

この調子で行けば、2019年もののSPXL(46ドル)、2020年もののTECL(25ドル)、2021年もののSOXL(30ドル)も利益は出ると思われますが、2021年もののSOXL(73.5ドル)は熟成が必要です。しかし4年もあれば挽回のチャンスも十分あるでしょう。

レバレッジETFは売り時が難しいですが、自分の判断で売却するのは無理なので、全て満期まで保有するつもりです。

そこで暴落が起きたならそういう運命だったのだと甘んじてそれを受け入れるつもりです。

2023年は最後のレバレッジNISAの仕込み時期となります。

皆さんは何に投機するつもりですか。

私はもう一度SOXLに賭けてみます。

勝っても負けても何かしら得るものはあるはずです。

当たりますように。