毎日続けるというのはとても難しいですが、ほんの少しでもいいので、やり続けること、やった証を残しておくことが物事を長続きさせる秘訣だと思います。
私はこのブログを2016年2月に始めました。
基本的には毎日更新することを目標にしていて、2022年9月8日時点で2240記事書いたようです。
どうでもいいことから、日々の生活に役立つライフハックまで、時には小説を書くこともありました。
もちろん6年前の自分と比べると、ライティングスキルも上がっているし、内容も良いものが書けるようにはなってきているとは思います。
また、自分の考えや経験したことを言葉でアウトプットしてみることで、書いたことが自分の中にどんどん蓄積されている気もします。
だから、私はブログを書くことで間違いなく成長しました。
しかし、毎日ブログを書き続けることはかなり難しく、これまで幾度となくブログをやめようと思うこともありました。
仕事でもないのに、毎日ブログを続けなければ、、と無理やり書くのはちょっと違うな、と思ったからです。
お金を稼げる訳でもなく、無理して続けるものでもないだろう、と。誰のためにやっているのか。書くことがなかったら無理して書く必要はないのではないか。
そんなことを考えながら、ぼーっと考えていると、そのまま時間だけが過ぎていきます。
もはや今日はこれまでか。
あぁ書くことないな、今まではどんなこと書いていたかな、あっそういえばこの時期はこれにハマっていたけど最近やっていなかったな、あの時は熱心に調べていたけど最近は放置していたから久々に調べてみるか。
という具合に過去の自分との交信が始まり、その過程で自分が思わぬ情報に巡り合ったり、巡り合わなかったり、全く何の手がかりも得られないこともあります。
すべてがうまくいくわけではありません。だめなときは何をやってもだめなのです。
アウトプットするのが辛い、書くのが辛い、という事態に対峙すること。
これもまた大事な経験です。
なぜ書けないのか、書くためにはどうするのか、気持ちの問題なのか、ネタ不足に陥っているのか、なんなのか。スラスラ書ける時と書けない違いはなんなのか。
こうして苦悩しながら書けそうなものを無理やりかき集めてなんとなく書いているうちにここまでたどりつきました。
生きていると、自分の状態が良い時もあれば、悪い時もあります。
もちろん、状態が悪い時に無理してブログを書く必要はありません。
しかし、状態が悪いときも完全にストップはせずにとりあえず力を入れずにやれるだけのことはやり続けておく、というのも大事です。
その過程で学べることもたくさんあるからです。
例えば、適当に書こうとしたら案外うまく書けちゃって、そこまで力を入れてやる必要もなかったな、とか、手抜き記事がGoogleに拾われて何でやねん、とか、そういう経験は皆様もあるのではないでしょうか。
そのうちに少しずつ状態が良くなってきて、波に乗れて良い仕事ができたり、パフォーマンスが発揮できるようになる。
そしてまたダメな時がやってきて、なんとか凌いで、またよい時がやってくる。
この繰り返しを私たちは生きていくのです。
だから、続けることは難しい。
それでもとりあえず最低限はやっておくということも大切です。最悪指先だけでもタッチしておきましょう。
自分が触れた痕跡を残しておけばすぐにそこに戻ることができるはずです。