先日、AirPods Proの片方に雑音が入る問題が無償で修理できるかもしれないという話をしましたが、有償になって悲しかったよ、というお話です。
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ごく一部の AirPods Pro に音の問題が起きる可能性があることが判明しました。この問題が確認されているのは、2020 年 10 月より前に製造された AirPods Pro です。
対象となる AirPods Pro には以下の症状 (いずれかまたは両方) が見られることがあります。
- AirPods Pro から異音 (「パチパチ」という音など) がして、周囲の騒音が大きい時、運動中、または通話中にそれが大きくなる。
- アクティブノイズキャンセリングが正常に機能しない。たとえば、低音が欠落したり、背景音 (街頭や飛行機の騒音等) が大きくなるなど。
Apple や Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となる AirPods Pro (左右のいずれか、または両方) の無償修理サービスを実施いたします。
本プログラムは、対象となる AirPods Pro に対し、その最初の小売販売日から 3 年間適用されます。
結論から言うと、この片耳雑音の問題自体は無償で修理できたのですが、ケースの方に不具合があり、こちらは有償修理になるとのことでした。
しかもその修理をしないと無償で音の修理(または交換)もできませんとのこと。
これがとても悔しかったです。
ケースの方は思い当たることがありました。
納得が行かなかったので、サポートセンターに問い合わせて「無償修理の前に有償修理が立ちはだかっています。これはどうにかなりませんか?」と尋ねました。
オペレーターの人曰く「それはちょっと私には荷が重過ぎます」とスペシャリストに繋いでくれました。
スペシャリストに「ケースはいいから本体の音問題だけ修理してくれませんか?」と言ったところ「他に不具合が見つかったらそれと合わせて修理せなあかんのですわ」の一点張り。
これが利益を出す秘訣か。Appleよ。
「そんなん無償修理と見せかけて故障見つけて修理代稼ごうとしてるんちゃいますの?」と天下のApple様に言いかけましたが、グッと堪えて、ちょっと言いかけてやっぱりやめました。
うぐぐぐぐ
修理するか、返却依頼するか。
二者択一です。
さすがにちょっとイラッとしましたが「金持ちケンカせず」と言いますので、そこは穏便に済ませ、さっさとケース修理代(交換代)の14,400円を支払ってケースの修理もしてもらうことにしました。
修理にアップルギフトカードは使えなかったのでクレジットカードで支払いました。
支払い後はすぐに修理が完了して、翌日には返却されたので手際はとても良かったです。(交換するだけだったからかもしれないけど)
そして、戻ってきたAirPods Proは全部新品になっていました。
今までのAirPods Proに別れを言う暇もなくて少し悲しくなりましたが、14,400円で新品のAirPods Proが手に入ったと思えば、それはそれでまぁいいか、となりました。
今回勉強になったことは、無償修理以外に有償修理に該当しそうな故障があると、無償修理のみを依頼することはできないということです。
みなさんも気をつけてください。
ちょっとせこい気もしますが、そういう心がけが会社に利益をもたらすのです。
AirPods Proの雑音問題で困っている方がいらっしゃいましたらAppleのサポートセンターに連絡してみることをお勧めします。