私はVTIを2016年8月に1,000株購入したのですが、今でも投資し続けています。ちょうど7年くらい経過したので、それがどうなったかメモしておきます。
昨年の記録
結論から言うと、112,000ドルが250,743ドルになったので、138,743ドル(約2,028万円)儲かっています。
この記事を書いている時点ではVTIの価格は224.68ドルですが、分配金再投資の分を合わせると、上記の利益になると言うことです。
分配金を再投資して、この記事を書いている時点では116株となりました。
以上より、224.68ドル×1,116株=250,743ドルになります。
250,743ドル-112,000ドル=138,743ドルです。
では、日本円ベースではどのくらい儲かったのでしょうか。
私がVTIを購入した2016年8月末はちょうど1ドル=100円くらいでした。
ですから、円ベースの比較は以下の通りになります。
この記事を書いている時点での為替レートは1ドル=146円とします。
- 112,000ドル×100円=1,120万円
- 250,743ドル×146円=3,661万円
- 3,661万円-1,120万円=2,541万円
このように、7年前VTI1,000株に一括投資したら、日本円ベースでは2,500万円くらい儲かっていることがわかりました。
約3.3倍になっていたんですね。
もちろん円安に助けられた部分はありますが、VTIの純増分でも2,000万円くらいはあるので、私の資産はVTIのおかげでかなり増えたと言って良いでしょう。
老後の2,000万円問題(古い)は、2016年にVTIに1000株投資しておけば解決できていたと言うことになります。
もちろんこれは結果論で、これからまた暴落があって含み益が全て吹き飛ぶこともあるかもしれません。
それでも米国株に幅広く分散されたETFで、このくらいの資産増が見込める瞬間があると思うと、少しは励みにはならないでしょうか。
この経験を通じて学んだことは、若いうちのお金は本当に価値があった、ということと、一括投資の大切さです。
ここでの一括投資とは、余剰資金を分散させずに最短で投資に回すことを意味します。
余剰資金を全て投資に回した上で、余剰資金が出るたびに積立投資をするのは、私の中では一括投資とみなしています。
要は、余剰資金を即座に株式に投下することが大事だと言うことです。その分リターンが良くなる可能性が高いと本で読んだことがあります。
とはいえ、7年間もVTIに投資し続けること自体がめちゃくちゃ難しいので、それが実際にできるかどうかが課題です。
実際7年間VTIに投資し続けている人はあまりいないのではないでしょうか。
私が投資し始めた時も常に今は高値なんじゃないか、1ドル100円だった時ももっと円高になったらどうしようと怯え続けていました。
どのタイミングで始めようと人間は、資産が減ることに怯えます。
できる限り早く勇気を振り絞って、恐怖に打ち勝ち、投資を始められるかどうか。
これが長期的なパフォーマンスを大きく左右します。
7年でここまで資産が増えるのは運が良かったのもありますが、これまで色々なショックを乗り越えてきたことも事実です。
長期的には現金で持っておくよりは良くなることを信じて、インデックス投資をこれからも続けていこうと思いました。