たまにはビジネスホテルに籠るのも悪くない

みなさんは旅行とか出張に行ったときくらいしかビジネスホテルに泊まらないと思いますが、なんの用事もないのに家の近くにビジネスホテルに泊まってみたことはありますか?

私はあります。

ソラノホテルに籠るのも良いですが、最近は高いのでビジネスホテルを利用しています。

将来、もしかしたらビジネスホテルに住み続けることになるかもしれないので、今のうちに練習しておく必要があります。

ビジネスホテルに行くと、最初はサラリーパーソン時代の出張を思い出して泣き出しそうになりましたが、今は仕事はありません。

この狭い部屋で自分の好きなことをやろうと思うと、ワクワクします。

駅近のビジネスホテルなら周りに素敵なお店がたくさんあるので、そこで食事をしたり、美味しそうなお弁当を買ったり、ちょっと高いクラフトビールを買ってみたり。

それを極小の部屋で寛ぎながら楽しむのもなかなか良いものです。

会社員時代の出張だと、だいたい飲み会で遅くに部屋に戻り、メールチェックして、うわぁぁぁとなって、翌朝は朝からバタバタ忙しくして、出ていく。

楽しむ要素が少しもありませんでした。

今ならチェックインからチェックアウトまでの時間をフル活用して、自分の好きな作業に充てられます。

好きな動画を見るのもいいし、読みたかった本を読んでもいいし、こうしてブログを書いてみるのも良い。作家が原稿のためにホテルに籠ると言うのも良く分かります。

ちなみに私はMacBook AirとKindleと本を数冊持っていき、ひたすら読書をしていました。部屋には注意を引くものがほとんどないので読書にとても集中できました。

昔駐在していた時に読んだタックスヘイブンを久しぶりに読んでいます。

セール中で安かったです。

このように、たまにはビジネスホテルに籠って読書をするのも良いなと思いました。

そんなの家でやればいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、脳にいつもと違う刺激が入って、ワクワクして楽しいのでみなさんもやってみてください。

読書に飽きたら夜の街をブラブラ歩いてみてもいいでしょう。

「お兄さん、マッサージ、どう?お願い!」

と中国系のおばさんに声をかけられます。こういう経験もなんだか懐かしい気がしました。コロナの時には一掃されていたようでしたが、再び戻ってきたんだな、と感慨深い気持ちになりました。

いつも行かないところに足を踏み入れてみる。

家の近くでもまだまだ行ったことがない場所はたくさんあることに気が付きます。

遠くへの旅行も良いですが、近くの旅行も悪くありません。

家の近くのビジネスホテルに泊まるだけでも非日常を味わうことができて、結構面白かったです。

これからも東京の色々なビジネスホテルに泊まって散策してみようと思いました。