平日に休み、休日に働く生活もよいと思う

私は10年ほど会社員をやっていましたが、会社員をやるとなぜか体調が悪くなり、悲しい気持ちになるので、その生活を断念せざるを得ませんでした。

一般的には、会社に勤めて、毎月決まった額のお給金をいただいて、結婚して、子供を持つというが普通なのかもしれません。

しかし、私にはそれが難しそうだったので、別のやり方で、人に迷惑をかけずに生きていく方法を模索しました。

やはり一番問題になるのはお金でした。

だから、まずはお金を増やすことにしました。

お金を増やすには、高いお給金を頂いて、支出をできる限り抑えて、余ったお金で投資をすると良い、と本に書いてあったのでそれを実践しました。

たまたま最初に入った会社で海外駐在する機会を頂けたので、それなりに頑張って外貨を稼ぎ、手元に残るお金を増やし、その余ったお金でVTIを買いました。

VTIとは全米株に投資できる商品で、米国企業が世界を牽引しているから、幅広く分散された米国株のポートフォリオを保有するのが良い、と本で書いてありました。

それを実践したところ運良く資産が増えてきたのと、カラダが限界に近づいてきたので、会社員をやめて別の生き方をすることに決めました。

今の主な収入源は、投資のリターンが大きいです。もちろん減ることもあるんだけど。

5,000万円以上を株で投資しているので、1%の50万円くらいの変動は日常茶飯事です。

ちょっといいサラリーマンくらいの月収は日々増えたり、減ったりしています。

しかし、この株資産を取り崩して生活しているわけではなく、これは将来のために取っておいて、それ以外の仕事で日々の生活費を稼いでいます。

友人の会社を手伝いながら、日記を書く、というのが今のライフスタイルです。

これらの仕事の良い点は、平日に多くの時間が取れ、自由度が比較的高いところです。

会社員生活をやめて良いと思ったのは、多くの人と逆の生活スタイルをとることができることです。

要は、土日に働いて、平日に休む。

確かに会社員の友人と会う機会は激減するのですが、このライフスタイルはストレスが減らせるし、コストも減らせることが多いです。

体調も悪くならないし、そこまで悲しい気持ちにもなりません。

例えば、どこかに出かけるときに電車が空いているお昼前の時間帯を選べるので混雑を避けられます。外食する時や病院に行く時も空いている時間を選べます。

また、旅行をするのも平日の方が人が少なくて、ホテルも安いです。平日は高級ホテルが割引されていることが多いので、お得にラグジュアリーな旅を楽しむことができます。

もちろん、会社員のようにバリバリ働いて、安定的にお金をたっぷり稼ぐことはできないかもしれません。私のような生き方は、世間体があまり良くないと思う人もいます。

しかし、そのデメリットに匹敵する、時にはそれを上回るメリットがあります。

だから、お金をたっぷり稼ぐ必要がなくなったら、平日に休み、休日に働く生活をするのも良いと思いました。

それができる働き方を探す、または自分で作る。

とはいえ、休日にたまに出かけるとみんななんか結構幸せそうで、それを見るのも好きです。

何が良いと感じるかは人それぞれですが、周りと違うこと、今までやったことのない領域に足を踏み入れた時に、思わぬ発見をすることがあります。

それはとても楽しく、自分のライフスタイルを一変させる可能性を秘めています。

会社員をやっていて、なんだかこの生活おかしいな、と思ったら、お金を貯めて、色々実験をしてみると良いかもしれませんね。