会社員を10年やってフリーターやパートになるのも悪くない

私はこう見えて大学卒業後に会社員を10年ちょっとやって、会社員生活を卒業しました。今はフリージャーナリスト(暇な日記を書く人)として第二の人生を歩み始めました。

やはり大学卒業後にはどこかの企業に10年くらい勤めてみるのは良いことです。

会社では、社会人としてのマナーやコミュニケーションの仕方などを学び、労働者の大部分を占める会社員がどのような人たちなのか、観察することができます。これは大変役に立ちます。

会社員であれば、何も知らない1年目にも給料が出るし、減ることもほとんどありません。恐らく独身の方も多いと思うので、自分の収入を自分の好きなようにコントロールできるはずです。

つまり、会社員の序盤は優遇されています。

会社では、係長くらいからだるくなってくると思うので、その前に会社に別れを告げておくのが正解です。

大事なのは、会社員のうちにちゃんと資産形成をしておくことです。

もちろん年収にもよるとは思いますが、年間100万円くらいを貯める習慣を身につけられると素晴らしいです。

まずは貯金をして、余裕ができたら資産運用をしていく。

お金を貯めるこつは、大きな支出を誰かに払ってもらうことです。

言い換えると、それは家賃を誰かに払ってもらうということです。

会社か親かパートナーかパパか。

私は会社員の序盤はお金を貯めることができませんでしたが、家賃はとても大きな要素になることを学んだので、就職や転職する方はぜひ検討してみてください。

海外出向とか転勤とかも良いチャンスと言えます。

このように、そこそこの年収があって、家賃を誰かに払ってもらい、資産運用ができれば、会社員10年で2,000万円くらいの資産を作ることは可能です。

そこまでできたらあとは自分が理想とする働き方にシフトしていけば良いでしょう。

例えば、会社員がそんなに悪くないと思えばそれを続ければいいし、会社員は嫌だという方は、日々の生活費を賄えるくらいのアルバイトをすればいいでしょう。

大事なのは、この段階では運用資産には手をつけないことです。

長期間で見れば、会社員を辞めた後もその資産がじわじわ増えていき、未来のあなたを支えてくれるはずだからです。

フリーターで生活費を稼ぐ時期は、我慢の時期とも言えます。時に株価下落で資産が急減して辛い時期もあるでしょう。

それでも会社員として疲弊していた人からすれば、スローダウンしたライフスタイルの方がずっと生きやすくなっているはずです。

若いうちのお金は価値があります。

だから、できるかぎり人生の序盤でお金を作っておくましょう。そうすることで、未来のお金の問題を解決しやすくなります。

これが今のところ私がたどり着いた会社員が嫌な人への解決策です。

大事なことは以下の通りです。

  • 会社員生活の序盤でまとまった資産を作れるか
  • 生活費を賄えるくらいの仕事があるか
  • 会社員のステータスはいらないと思えるか
  • 長期契約しないこと

ちなみにフリーターは34歳までを指すらしいので、35歳以上の方は厳密にはフリーターではありません。パートになるのかな。

会社員をやっていて辛いと感じる人は、このような生き方もあるので参考にしてみてください。

とはいえ、早めのプランニングとそこそこ節制した生活と勇気は必要なので、決して簡単ではない生き方だとは思います。

しかし、ステータスを気にせず、一人でも生きていけるタイプの人には向いている選択肢です。

日々の生活が良くなるように、今できることを少しずつやっていきましょう。