アーリーリタイアに必要な資産額と心得

みなさんは資産がいくらあったらアーリーリタイアしたいですか?それともリタイアはしたくない派ですか?

こんな記事を見つけました。

この記事では以下の質問に対するアンケート結果が掲載されています。

Q. 資産がいくらになったら定年前に引退したいですか?

Q. 前問でお答えの資産額が必要十分と思う理由を教えてください。

Q. 前問でお答えの資産額は実現できると思いますか?

ざっくり言うと、1億〜2億と言う人が一番多くて、次に多いのが4,000〜5,000万円でした。私もちょうどこのくらいの資産額なので、セミリタイアするんだったらこれくらいでいいのではないかと思います。完全リタイアは厳しいですね。

この資産額が必要十分と思う理由は、その金額を運用すればいい、とか、田舎なのでそんなにお金がかからない、とか、フリーランスをやればいい、などと言う回答がありました。

その資産額を実現できるかについては、以下の通りでした。

貯蓄だけで達成できると思う 9.5%
貯蓄と堅実な資産運用で達成できると思う 22.1%
資産運用がうまく行けば達成できる可能性があると思う 26.4%
達成はできないと思う 34.8%
わからない 7.2%

アーリーリタイアしたい? | 東証マネ部!

調査人数が732件なのであまり当てにはなりませんが、他の人が大体どんな風に考えているのかが分かって興味深かったです。

さて、私は会社員を辞めて数年経ちましたが、いろいろな気づきがありましたので共有させていただきます。

これまで何回もしつこいくらい書いたものもありますが、もう一度まとめておきます。

まず、若い時に集中的にお金を稼くことが大事です。

若者は貯金なんかしないで経験を積めと言われますがその通りです。

生活が詰まないレベルで全世界か全米株インデックスファンドに投資して、投資の経験を積みましょう。

大事なことは家のコストを下げて固定費を下げることです。

それを10年ちょっと続けて資産が3,000〜4,000万円になったらセミリタイアできると思います。

ただし、人と違うことをすることに抵抗感がある人や独りでいることがあまり好きではない人には向きません。

出会いも圧倒的に減るし、やばいやつだと見なされる可能性があるので、ひっそり生きていくことに抵抗がないとやっていけません。

また、何らかの形でお小遣いを稼げる事業や仕事をやることをお勧めします。可能であればそれらで生活費を賄える、または少し赤字くらいのレベルの収入を得ておくことが精神の安定につながります。

もちろん、やり過ぎは禁物です。

会社員と比べれば圧倒的に楽だけど、少しの負荷と緊張を感じられるレベル感のタスクがいいですね。負荷になりすぎず、ならなすぎずのお小遣い稼ぎが理想的です。

こう言うのをサイドFIREとかコーストFIREとか言うんですかね。

そして貯めた資産は運用を続けて、手をつけずに放っておけば、短期間では減少することもあるかもしれませんが、じわじわ総資産が増えていき、より生活が楽に、自由になっていくでしょう。多分。

このシステムを人生のできる限り早いタイミングで構築してしまうのが重要だと言うことがわかりました。

もう遅いなんて言わないでください。

今が一番若いのです。

今からでもやらないよりやった方がいいに決まっています。

仕事はやってもやらなくてもいいですが、膨大な時間を有効活用できる活動はした方が良いです。

例えば、午前中は執筆、お昼はランニング、午後は昼寝と英語学習、飽きてくる夕方から少しアルバイト。的な生活のリズムを作ることがコツですね。

やはり、一定の「ストレス」が生活を引き締めます。

その日に予定があるとちょっと嫌な気分になるけどそれがあるから用事が捗る、みたいなことはみなさんもよくありますよね。

それを自分の裁量で作り出すのです。

喉が渇いた時のミネラルウォーターや空腹時の塩むすびが美味しいように、生活には一種の飢えや乾きが必要です。

それらを意図的に作って適当に散りばめておくと、生活がより豊かになると思いました。

まとめるとこんな感じです。

  • 3,000〜4,000万円の資産を作って分散された株ポートフォリオで運用。
  • 自分は孤独や自由に向いているか確認。
  • セミリタイア後も規則正しい生活を送るための活動を取り入れよ。
  • 適度な飢えと乾きは必要だ。

いかがでしょうか。

上記を守れば、心身ともに健やかな生活を送れるはずです。あくまで個人の感想なのでそれが他の人に当てはまるとは限りませんが、参考になる点はあるかもしれません。

それでは、素敵なアーリーリタイアライフをお楽しみください。