年初からのリターン(2023年11月)

投資ポートフォリオの年初からのリターンを確かめてみたのでレポートを配信いたします。

年初からのリターン(年初→11月末)

  • VTI:3,109万円→4,211万円(+1,102万円)
  • SPXL:265万円→445万円(+180万円)
  • TECL:119万円→363万円(+244万円)
  • SOXL:183万円→489万円(+306万円)
  • 日本:28万円→31万円(+3万円)
  • 合計:3,705万円→5,539万円(+1,834万円)
  • レート:147.89円(年初131.12円)

年初から1,834万円増えて、+49.57%でした。

ポートフォリオの比率は以下のようになりました。

VTIの比率が年初は84%でしたが、今月は76%になり、前月から4%ダウンです。

レバレッジ比率が年初は15%でしたが、今月は23%になり、前月から4%アップです。

3倍レバレッジETFの分を3倍の資産があると仮定した時の株比率は147%となりました。

VTIとレバレッジと日本株の年初からのリターン額を比較してみます。

  • VTI:+1,102万円
  • レバレッジ:+730万円
  • 日本株:+3万円

グラフは先月から大きな変化はなく、4分の3がVTIで、4分の1がレバレッジETFというポートフォリオです。

ドルベースでの株資産の推移は以下の通りです。

  •  年初:282,574ドル
  • 11月末:374,565ドル

ドルベースでは91,991ドル増えていることが分かりました。日本円で1,361万円くらいでドルベースでもまずまず増えています。

世界株の調子が良いようです。

金利低下を起点に世界的に株式が買われ、代表的な指標であるMSCI全世界株指数(ACWI)は同月に9%上げた。月間の上昇率は3年ぶりの大きさとなる。米国では消費減速の兆しがみえるなど、楽観論への過度な傾倒は危うさもはらむ。

ダウ工業株30種平均は30日、前日比520ドル高で年初来高値を更新した。金利低下に加え、29日夕に四半期決算を発表した顧客情報管理のセールスフォースが30日に9%高となるなどして、ダウ平均は3万5950ドルまで上昇した。22年1月以来、約1年10カ月ぶりの高水準となった。11月月間では2897ドル(9%)上昇し、月間の上昇幅・率ともに22年10月以来の大きさを記録した。

前日の記事にも書きましたが、領主から与えられた農地で働くのではなく、自分の農地で、貢納も賦役もせずに、自分の収穫物を増やしていくのが大切ですね。

荘園で働いていたら、月600万円も稼げないし、年間1,800万円も私の能力からすれば無理な話です。

大事なことは早くから生産剰余物を投資に使って、自分の分身をできる限り多く作っておくことです。

その分身が私の代わりに生産物を作り、そのまた分身が、、、という具合に時が経てば経つほど分身が多くなって、富を蓄積できるというわけです。

しかもこれがある程度のレベルまで達すると、一般庶民には逆転不可能な領域にまでたどり着きます。

すると、中世ヨーロッパのように、持つものと持たざる者が明確に分かれてしまいます。

これをリセットするには、農民反乱とか戦争しかありませんね。

私は世界史を学ぶ中で、中世ヨーロッパの封建制と今の社会の仕組みは通底しているものがあることに気が付きました。

昔も今も「これではだめだ」と思い、今の生活を良くしようとした農民たちが成功していったのでしょう。

どうすれば生産を増やせるのか、新しいやり方や新しい道具を試してみよう。

このように試行錯誤しながらヨーマン(独立自営農民)へとなっていくものもいました。

投資をしていると、これで本当にいいのだろうか、合っているのだろうか、と思うことはたくさんありますが、本を読み、経験を積んで、富を少しずつ増やしていくしかないなぁと思うのでした。