2024年6月のVTIの分配金が確定していたので報告します。
前回はこちら
私は海外駐在時代の2016年8月にVTIを1,000株購入し、その分は海外口座で今でも運用を続けています。
その分配金相当分を日本の口座で再投資して、1,000株+分配金再投資分の運用状況について4半期に1回報告しているコーナーです。
今回はこちら
Vanguard Mutual Fund Profile | Vanguard
VTI分配金
- 分配金:0.9519USD
- 権利確定日:6月28日
- 支払日:7月2日
私は1000株保有しているので、951.9USDが分配金となります。
ここから外国税10%が引かれて、856.71USDが口座に振り込まれる見込みです。
ちなみに分配金再投資分を含めると、全部で1,128株保有しているので、966.37USDが再投資の原資となります。
この分配金だけでは、4株には投資できませんが、再投資している日本の口座にある米ドルの小銭があればそれを使って4株、足りなければ3株投資する予定です。
VTI1000株は海外にいる時に投資したので海外にありますが、分配金再投資分は購入手数料が安いので日本の口座で運用しています。海外の分は自分で毎年確定申告をしています。
今回の再投資でVTIトータルの保有数は、1,131か1,132株となる見込みです。
これでまた億万長者に一歩前進。
私の投資方針は以下の通りです。
VTIに一括投資した後は、ひたすら株価変動の荒波に耐え、4半期に1回の分配金を即座に再投資する。
2016年の8月から継続し、この手法で億万長者を目指しているところでございます。
7年10ヶ月前に112ドルでVTIを購入してどのくらい儲かったのか。
この記事を書いている時点でのVTIの株価は、269.38ドルでした。
- 含み益:157,380ドル
- 分配金:34,481ドル
- 合計:191,861ドル(約3,089万円)
分配金再投資を含めると、2.71倍になり、約3,089万円のリターンがあります。
この約8年間で112,000ドル(1,803万円)が303,861ドル(4,892万円)になりました。
3,000万円が8,130万円くらいに、
5,000万円が1億3,550万円くらいに、
1億円が2億7,100万円くらいに、
なっているイメージです。
いかがでしょうか。
タワマン高騰のニュースを目にした時はこれを思い出すことにしています。
俺にはVTIがある、と。
為替差益も考慮するとさらに大きくなります。
購入した時は1ドル100円位でこの記事を書いているのは161円位なので、1,120万円から4,892万円に増え、+3,772万円なので4.36倍になりました。
VTIに投資して為替差益も入れると3,772万円増えたことになります。
タワマンより上なのだ、と。
ということで、VTIだけでも1,000万円分を8年くらい保有すると3,700万円くらい増える(可能性がある)ことを学びました。
もちろん運が良かったということもありますが、ここまで売らなかったのが大きいです。
自分で自分を褒めたいと思います。
幅広く分散された米国株インデックスを買い、ひたすら分配金を再投資する。
誰でもできるけど、誰でもできない。
この難しさを投資を通じて改めて痛感しました。
私の総資産は8,500万円くらいありますが、そのうちの大半を占めているのがこのVTIです。
サラリーパースン時代の血と汗と涙の結晶です。
ということで、資産形成中はこのVTIを売らないように細心の注意を払います。
含み益が乗ってくるとどうしても途中で利益確定をしたくなります。
マシュマロが目の前にあって、これがいつ無くなるかわからない。
だから、今のうちに食べてしまおう。
いや、まだだ。
これが億万長者への行方を占う試金石です。
欲があるから投資をしているのだけど、欲を無くさないとお金持ちになれない、というね。
投資は大変奥深いと思うのでした。