三井住友カードから海外事務処理手数料が改定（値上げ）されるとのお知らせが届きました。
メールに届いた内容を転載します。
まとめると、2024年11月1日より、外貨による事務手数料が2.2%から3.63%になるということです。
【海外事務処理手数料について】
外貨によるカード決済が行われた際に、海外取引に関する事務処理費用として弊社が設定する手数料
※日本語表記のインターネットサイトや通信販売などであっても、外貨でのお取引となる場合があります。
※海外キャッシュサービスについては、海外事務処理手数料はかかりません。
【改定内容】
VisaおよびMastercardブランドのクレジットカード
＜現在＞2.20％（税込）
＜改定後＞3.63％（税込）
【手数料の改定時期】
2024年11月1日以降に弊社に到着した売上より適用
※10月31日以前のカードご利用分でも改定後の手数料が適用される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
私の手持ちのカードで該当するのは、ANAスーパーフライヤーズカードですね。
結構海外旅行とかで使うこともあり、先日もシンガポールで使いました。
こうなると楽天カードの方がマシなのだろうか。
日本のクレジットカードを海外で使うと、レートが不利だなぁと思うことはありませんか。
その理由は、この海外事務処理手数料がレートに上乗せされているからですね。
外貨でのショッピングご利用代金は、Visa、Mastercard、または中国銀聯（以下、国際提携組織）の決済センターに売上データが到着した時点で、国際提携組織が指定する為替レートに、弊社が海外事務処理手数料として所定の費用を加えた為替レートで日本円に換算します。
それがさらに高くなるというお話です。
ちなみに先日のシンガポール旅行で決済した時のレートがどのくらい違ったのかを見てみます。
三井住友カードの8月22日の支払いレートは1SGD=114.035でしたが、グーグルで同じ日のレートを確認すると、1SGD=111.58円でした。
三井住友カードの8月27日の支払いレートは1SGD=113.051円に対し、グーグルで同じ日のレートを確認すると、1SGD=110.59円でした。
計算してみると、ちょうど規定通りの2.2%でした。やるじゃないか。
もちろん、超高額決済をしなければ、数円の為替レートの違いは数百円や数千円の差なので、たいしたことはありませんが、余計なコストはできれば払いたくありません。
これを防ぐ方法は、両替コストが安いデビットカードを使うことです。
しかし、ホテルの決済などは、クレジットカードじゃないとダメな場合やめんどくさい場合があるので、使える時はコストの安いデビットカードを使うようにするのが良いですね。
海外でも使いやすそうなデビットカードたち
ところで、HSBC香港のクレジットカードも海外手数料値上げする、みたいな話が来ていました。これは世界的な流れなんですかね。
Dear Valued Customer
Thank you for using HSBC credit cards. We hope you have been enjoying our services. With effect from 9 November 2024, we’ll introduce the following fee on personal credit card in response to recent market changes.
Fee
A reimbursement charge will be imposed when settling a Hong Kong dollar transaction incurred outside of Hong Kong or with any merchants not registered in Hong Kong. For transactions made by HK Dollar personal Visa or Mastercard credit cards, 1% of the transaction amount will be charged on the day the transaction is posted on our system. Please note that the reimbursement charge will not be applied if the transaction is made by UnionPay dual currency credit cards or US$ Visa Gold Card.
ということで、海外旅行のコストが微増するので、何かいい方法はないかこれから模索してみようと思います。
