今回は、北京からパリにエアチャイナのビジネスクラスで行ってみたので、その感想文を書いておきます。
東京から成田はこちら
今回は、東京→パリの旅程で、成田→北京(エアバスA330)と北京→パリ(エアバスA350XWB)のうち、北京→パリ(エアバスA350XWB) の方をお伝えいたします。
結論としては、こちらの方がよかったです。
席はこんな感じで一人専用席タイプでした。
機内のエンタメはサクサク動くタイプです。
足元はスペースがあって奥に足を載せられるようになっています。
ここにスリッパが刺さっていましたが、ちょっとした荷物入れになって便利です。
右手のところがパカッと開いて、コントローラーや電源やイヤホンジャックがありました。ヘッドフォンも遮音性が高いいいやつでした。
こんな感じで安定している時は荷物をおくスペースになります。ここにめちゃくちゃ荷物を置いている人もいました。ただし、離着陸は要注意。
ここに何を乗せるのかはじっくり検討したいところです。
搭乗後の対応については、前と同じでしたが、やはり今回も何とお呼びしたら良いか、問題は発生しました。
「牛でいいです」
「かしこまりました、牛先生。中国語でも問題ないでしょうか」
「問題ありません。」
「かしこまりました(にこっ)」
ということで、この便の使用言語は中国語となりました。
それからウェルカムドリンクはオレンジジュースをいただきました。
さすがに深夜2時(日本時間3時)なのでもうシャンパンは不要です。
そして、軽食と昼食(実質朝食)のメニューを尋ねられました。
搭乗後すぐに軽食が出るらしいのですが、もうこれはスキップしました。
ミールスキップについては「跳tiào」と言っていたような気がするけど、これはスキップという意味でいいのかな。
こういう日常表現は知らないこともあるので勉強になります。
そして、昼食(朝食)は、中華料理を選択し、「寝てても起こす」オプションにしました。
メインは烤鸭(北京ダック)とのことでしたが、さすがに機内で北京ダックはないだろう、、どんな感じで来るのか楽しみです。
離陸後はすぐに意識がなくなり、リクライニングにする間もなくに眠りに落ちていました。
その間にCAの方がスクリーンを消したり、寝やすくしてくていたようです。
少ししてからハッと目を覚ました。
この姿勢で寝ていたらビジネスに乗った意味はないではないか。
と、リクライニングモードに変えて毛布をかけました。
毛布はちゃんとした掛け布団のような質感があるタイプです。
そして、頭を枕の上に載せて、横になる。
Perfect.
その寝心地に感動して涙が出そうでした。
飛行機内で横になって寝たのはこれが生まれて初めてです。
横になって眠るのがこんなに幸せだなんて。
それからぐっすり5時間くらいは寝ていたと思います。
途中少し目が覚めて時計をみたのですが、アップルウォッチの時計が前回見た時よりも時間が早くなっていることがあって焦りました。途中で勝手に時差を修正していたようです。
だからどのくらい時間が経ったのかはよくわからないのですが、10時間30分のフライトのうち、だいたい残り3時間のところで目が覚めました。
もうそろそろ起きておくか、と座席を少し起こして読書をしていると、CAさんがやって来て、いろいろお声がけいただけました。
「牛先生、あと1時間ほどでお食事になりますが、その前に何かお飲みになりますか。ヨーグルトとかいかがでしょうか」
ということで、ヨーグルトをいただきました。
日本ではヨーグルトを「食べる」感覚だとは思いますが、中国は「飲む」のです。普通のヨーグルトのカップにストローがついてきます。
それからしばらく経つと、お食事の準備です。
アスパラの肉巻き?
お上品な味でした。サラダのドレッシングは後から持ってきて二種類のうちから一つ選びます。
残り2時間30分くらいのところでお食事だったようです。(ちなみに私はこのマップを見るのが好き)
そしてメインは、北京ダックです。
さすがに機内食で北京ダックはないだろう、と思ってましたが、本格的なタイプでした。
かなり美味しかったのですが、これが実質朝食だったので、完食はできませんでした。
寝起きで北京ダックの脂身はかなりパンチが効いていました。
それでも素晴らしかったです。
あとはおくつろぎタイムで、コーヒーを飲みながら機内の雰囲気を楽しみました。
飛行ルートはこんな感じです。モスクワの北からバルト海を南下してくるようなルートでした。
7時5分到着ということになっていましたが、6時30分には到着しました。
ロクシタンのアメニティ。


とても快適な空の旅で、こんなに短く感じるフライトはありませんでした。
あと中国語を勉強しておいてよかったと思いました。
もちろん英語でもいいのですが、自分が勉強した英語以外の外国語がちゃんと通じるととても楽しいです。
趣味の世界ではありますが、自動翻訳が発展しても、この楽しさを味わいたい人は必ずいるでしょう。
今回は以上です。
次回以降は、パリ、ブリュッセル、アムステルダムの旅の模様をお伝えして行きます。
それではまた。