35歳までに5000万円を貯めてセミリタイアしたい

このブログの副題として35歳までにセミリタイアしたいというのを掲げていますが、具体的な目標資産額は5000万円です。

なぜ5000万なのと聞かれても科学的な根拠はありません。なんとなく5000万円位あったら、やりたい仕事を自由にしながらほのぼのと生きていけそうだなあと思ったからです。

5000万円と聞くと途方もない金額のように思えますが、道筋は大体ついています。その道筋とは、年間貯蓄額300万円に加え、年間5%程の運用利回りがあればよいということになります。貯蓄は自分でコントロールできますが、運用利回りはどうしようもありません。こればかりは神頼みですので、あくまでも道筋なわけです。トランポノミクスのおかげかどうかわかりませんが、円安株高で現時点での総資産は約3000万円程になりました。これをベースにした試算です。

社会人8年目で3000万円という資産額は多い方だと思います。でも私は超一流外資系エリートでもなんでもありません。普通のサラリーマンです。しかし、これまでの短い人生を振り返ってみると、それなりにリスクを負って、リターンを高めてたのかなあと思います。思い当たることは2つです。

一つは株式+外貨偏重のポートフォリオを保持してきたこと。もう一つは海外出向したことです。まず社会人になってすぐに当面必要な生活費以外の全貯金を個別株と外貨に振り分けました。その後まもなくおとずれたリーマンショックにより、私の資産は半分吹き飛んでしまいました。正直結構衝撃でした。しかし、それに懲りず更に株を買い増し続けられたこと、円高のときに外貨を買い続けられたことが、今の資産の礎を築きました。リーマンショックで痛い目を見た私はインデックス投資に切り替えましたが、ご覧の通り今でも株式+外貨偏重ポートフォリオを保持しています。

また、海外出向というのもある意味リスクです。私は海外生活をしたことがなく、自分が海外に順応できるのかどうかわかりませんでした。外国語のレベルは人よりも高かったかもしれませんが、いざ海外に出てみると喋るのが速すぎてほとんどついていけません。商習慣の違いにしばし戸惑うこともありましたし、体調を崩し、海外で見知らぬ医療機関にかかるというのも不安なものです。このように海外では慣れ親しんだ日本のような生活は期待できません。これはある種のリスクです。しかし、それと引き換えにリターンもあります。それは日本では経験できない業務だったり、そして何よりも給料が良くなるというリターンです。やはりリターンを手に入れるためには、それ相応のリスクを負う必要があるということなのだと思います。婚期を逃すというのもリスクかもしれませんが。。

以上のように、サラリーマンでも30歳で資産3000万円を作ることは可能です。35歳で5000万円というのも決して夢物語ではありません。何より大事なことは、物事を決めつけて行動を制限しないこと。周りのなんとなくそんな感じだから、という雰囲気に流されてはいけません。それに流されると見えない形で代償を払うことになります。何かやってみたいことがあるのであれば、それを達成するために必要なことが何か自分で調べる。そして実行していくことが肝要です。失敗することもたくさんあるでしょう。しかし、そこから軌道修正して更に突き進む。この習慣さえ身につけば、勝手に自分の目標へ近づいていくことができるはずです。

サラリーマン辞めてセミリタイアしたいなら、さっさと資産を作って辞めればいい。必ず方法はあるはずです。問題はやるかやらないか、それだけのことです。