今日は大晦日、2016年ももう間も無く終わろうとしています。最後に2016年の投資活動についてまとめてみたいと思います。
2016年最終日の状況はこちら
先週はこちら
資産状況公開を始めた時はこんな感じでした。
たった8ヶ月ほどですが、だいぶ状況が変わっています。
まず、株式偏重のポートフォリオを目指し、余剰資金をできる限り全世界の株式に投資しました。橘玲氏やジェレミーシーゲル教授の本を元に「余剰資金以外は全て株式へ」という投資方針にしました。黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 (講談社+α文庫)では、経済学的に正しい方法として三つの投資法則が紹介されています。
投資の基本法則① 金融資産に比べて人的資本が圧倒的に大きい場合、全資産を株式に投資すべきである。
投資の基本法則② 金融資産に比べて人的資本が圧倒的に大きい場合、投資にはレバレッジをかけるべきである。
投資の基本法則③ 金融資産に比べて人的資本が圧倒的に大きい場合、全資産を海外資産で保有すべきである。
②のレバレッジはかけていませんが、①と③を2016年は実践してみました。シーゲル教授の読書メモはこちら。
具体的には、10万ドル台だった投資額を16万ドル台まで増やしました。この時は、全世界に投資が可能なETFであるVTと新興国に投資ができるVWO、原油先物ETFのUSOに投資していました。
次に、全世界株式から米国株式へシフトしました。なぜなら、歴史を顧みると、全世界株式に投資するより米国だけに投資をした方がリターンが良いらしいからです。今後どうなるかは分かりませんが。そこでVTとVWOを売却し、米国株全体に投資が可能なVTI、生活必需品関連のVDCを購入しました。そして原油先物のUSOを売却し、エネルギー関連のVDEを購入しました。これが今のポートフォリオになります。
今年の未確定含む利益は、ざっくり15000USDくらいでした。夏にVTとVWOを売却した時に確定した12000ドルと現時点での含み益3000ドルです。
短期的には株価のアップダウンに翻弄されることもあるかもしれませんが、なんとか市場から退場しないように投資を継続して行くつもりです。今後もできる限り余剰資金は米国株へ投資していきたいと思います。