私は米国株3580銘柄に分散投資をしていますが、これまでどの銘柄をどのくらい保有しているかについて明確にしていませんでした。今回は、具体的にどの銘柄をどのくらい保有しているのかご紹介したい思います。
もちろん、3580銘柄を一つ一つ購入しているわけではありません。VTIというETFに投資することによって、米国の3580銘柄に低コストで分散投資しています。まずは、セクター別の構成比率を見てみましょう。今回はバンガードの英語版サイトを参照しました。
参考:Vanguard ETF list | Vanguard
セクター別構成比率
これは私が保有するVTI、VDC、VDEをすべて合わせた構成比率です。生活必需品セクターのVDCをポートフォリオに組み込むことで消費財の割合を増やしました。生活必需品関連株は値動きが比較的小さく、ポートフォリオの資産変動をマイルドにしてくれる効果がある(と思っている)からです。株価暴落時のバッファ的な役割を担うことを期待して割合を増やしています。また、エネルギーセクターのVDEも組みこむことで、石油セクターの構成比率を上げました。こうしてみるとなかなかいい感じのポートフォリオですね。それでは次に保有上位10銘柄を見てみましょう。
保有上位銘柄トップ10
単位:ドル
トップはP&Gでした。VDCとVDEがあるので、Coca Cola、Philip Morris、PepsiCo、Altriaなどの生活必需品関連やExxon、Chevronといったエネルギー関連株の割合も多くなっています。しかし、AppleやGoogleなどのテクノロジー関連株もちゃんと入っており、これもまたなんかいい感じですね。とても安定感のあるポートフォリオに見えます。このトップ10銘柄がちょうど全体の20%で、残りの3570銘柄が80%を占めています。ちなみにトップ20はこんな感じです。
上位トップ20銘柄
いかがでしたか?
ETFなどのインデックス投資をしていると、自分が一体何に投資をしているかわからなくなりがちです。そこで、インデックス投資をされている方は、自分の上位保有銘柄やセクター毎の比率を一度自分で確かめてみてはいかがでしょうか。こうすることで自分のポートフォリオの特徴をつかむことができますし、個別銘柄を確かめることでより一層自分のポートフォリオに愛着が湧くかもしれません。
私はざっくりと今回のポートフォリオを組みましたが、こうしてみるとなかなか良い感じです。個別株を取り入れると、この比率が大幅に変わることが想定されます。今後も定期的にセクター別の構成比率と上位銘柄の確認は行っていきたいと思います。