本当に会社に行く気が失せていくよ。今週の状況です。
- 今週:237,997.53USD
- 先週:234,231.27USD
- 差異:+3,766.26USD (+418,168円)
為替レート:ドル=111.049円 人民元:17.179円
パフォーマンス比較(先週のリターン)
- Dow:+25.73%(+23.26%)
- VOO:+18.93%(+17.00%)
- VTI:+18.63%(+16.65%)
- 個別株:+10.09%(+8.48%)
- PPP:+8.01%(+8.96%)
- ダウの子犬:+7.46% (+6.87%)
今週は約42万円増えました。この二週間で8500ドル、およそ100万円。給料3~4か月位でしょうか。感謝。
HSBC、ロイヤルダッチシェル、シスコが良いです。もちろん、米国インデックスのVTIも堅調に推移しています。VTIだけで30000ドルの含み益を突破、恐ろしいほど順調です。
このように株資産が増えてくると、日々の資産変動がサラリーマン労働所得を軽く凌駕します。当然、日々私は何をしているのだろうと頭を抱えることになりますが、世の中の仕組みを考えるとこれは至極まっとうな話なのであります。
サラリーマンであれば、運用資産が2000万円くらいを超え始めたころからその異変に気付き始めると思います。
私もだいぶ慣れてはきましたが、それでもその衝撃は計り知れません。今回のように給料3~4か月ほど増えることもあれば、減ることだってあります。
幸いなことに昨年絶叫したはこの二回位だったのではないでしょうか。それほど安定した相場だったんですね。しかし、もっと大きな変動がこれから先も待ち受けていることでしょう。
老後の資金作りや早期リタイアのために資産運用している人とって、労働所得を超える変動というのは避けては通れない道です。数千万円以上の資産を運用すると、たった1%の変動で数十万です。3000万円でも30万円です。大部分のサラリーマン所得をゆうに超えてくるレベルではないでしょうか。
綿密な運用計画を立てて、順調に資産が積みあがることを想定している人は多いでしょう。しかし、その過程にある激しい変動に耐えられるかどうかはアナザーストーリーです。リスク資産を保有する限り、今日よりも明日の方が資産が多くなる保証などどこにもありません。
この部分はとても大事なことだと思います。
しかし、投資本などに詳しく書いてあるわけではありません。例えば、運用資産が2000万円を超えたあたりからサラリーマンをするのがバカらしくなって、思索にふける時間が多くなります。とか書いてありません。
だから、私はこうして自らほぼ全財産を米国株に賭けてエンターテイメントを提供しているわけですが、こういう生の情報の集積が結構役に立つのではないかと思っています。
当然人によってもリスク耐性が異なります。個人的な意見ですが、私は鍛えればそれなりにリスク耐性を高められると考えています。だから、若いうちからある程度荒波にもまれるとよいと思っています。
自分のリスク耐性を考慮してポートフォリオを組みましょうとよく言われます。しかし、それはまるで軽量の負荷で筋トレをしているようなものではないのか。もちろん、いきなり高負荷をかけてもけがをするので、段階的に負荷を高めていく必要があります。また、一撃で破綻してしまうような過度なリスクは取るべきではありません。
それらをちゃんと考慮したうえで、若いうちは余剰資金全部ぶっこむ位の思い切りの良さがあってもいいでしょう。
最初のうちはつらいかもしれませんが、そのうちに慣れてきます。自分なりの克服の仕方も編み出せるようになってきます。そして、そのうち極楽浄土へ導かれるでしょう。
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