30代向け投資ポートフォリオの模範解答

余剰資金の行先を検討していたら、バンガード・米国トータル債券市場ETFのBNDの分配金が上がってきていることに気が付きました。

BNDの直近の値動きはこんな感じです。

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分配金はこんな感じです。

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11月と12月で分配金が増えています。価格も上昇しているようです。

この一か月の利回りも3.39%と高い水準になっています。

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なんでこんなこと調べ始めたかと言うと、余剰資金をどうしようか悩み始めたのがきっかけです。

現金のまま持っておくのもいいけど、利子が低いからもったいないでしょう。

だから、FXはどうだろうね、債券ETFどうだろうね、GEはどうだろうね、とあれこれ考え始めたのです。

例えば、FXでレバレッジ二倍くらいで放っておけば、約4%位の利回りになります。

毎日スワップが付くので、売却時の分配金のもらいっぱぐれみたいなのを気にする必要もありません。

しかし、レバレッジ二倍とはいえドル急落とかになったらやばいです。スイスフランとユーロの事件みたいに。

普通に考えればかなり可能性の低いことでしょうが、超高速取引で売りが売りが呼び、超高速で殺されることもあり得ます。

気づいたら安全資産無くなってたらウケますね。全然安全じゃない。

これがFXの恐いところです。

BNDのような債券ETFは今なら3%ほどの利回りが得られて、毎月分配金も振り込まれます。こちらはよほどのことがない限り消えてなくなることはないでしょう。

安定したインカムゲインと共に株価下落時の心の拠り所となります。

だから、安全資産という観点から債券ETFも悪くないと思いました。

 

では余剰資金をBNDにしてポートフォリオを組んでみよう。

VTI:70%   BND:30%

教科書通りの30代向けポートフォリオやないか。模範解答か、これは。

年齢の割合だけ債券を持ちましょう。だから今年は33%くらいかな。

100歳超えたらどうすんねん。

そして、1年に1回比率を見直して修正します。できれば余剰資金で修正してあげたら税金ロストがなくていいですね、ほほほ。

なんて穏やかな世界なんだろう。

投資を始めて約10年が経ちました。

紆余曲折を経て、ポートフォリオもシンプルになる。

最終的にはこうなっていくのか。それともまた個別株熱が出てくるのか。

日本個別株→世界分散→米国インデックス&個別→米国株&債券インデックス

いくら考えてもリターンが上がるわけではありませんが、この時間が嫌いではありません。きっと多くの株ブロガーもそうでしょう。

焦って決めることでもないし、ああでもない、こうでもないと試行錯誤するのも悪くありません。時間はまだたっぷりとありますから。

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