私はVTIに金融資産の大半を投じています。日本では、そのVTIというファンドに投資する楽天VTIという投資信託が販売されていて、その純資産額が600億円を超えたというお話です。
このことは、日本の投資家も楽天VTIにお金をどんどん投じていることを意味します。
私は3年前にサラリーマン時代に汗水流して働いて貯めたお金で1,000単位のVTIを一括で買いました。
これが当時1,100万円位した(人生最大の買い物)のですが、これが3年ちょっと経って1,650万円ほどになりました。(激減することもあります)
また、iDeCoの年金でも楽天VTIを買い付けているので、合わせると大体1,800万円ほどになりました。iDeCoにも採用されているファンドです。
これが私の老後を支える大切な資金となります。
VTIって一体何なの?と思う人もいるかもしれません。
VTIは、投資ファンドです。
米国株式市場の動きをとらえることを目指して、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。
VTIに投資すると、米国に上場している企業のほぼすべてに投資することができます。
「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」は、米国株式市場の大型株から小型株までを網羅し、投資可能銘柄のほぼ100%となる約4,000銘柄で構成された時価総額加重平均型の株価指数です
ですから、米国の景気がよくなれば、私の資産が増えます。
具体的な銘柄は下記の通りです。これがトップ10位銘柄です。
1,800万円の3.6%分をマイクロソフトに投資をしていることになるので、約65万円ですね。上位銘柄が全体に占める割合はこんな感じです。
このようなVTIなどの株式指数に連動したファンドをインデックスファンドと言いますが、これに投資すると個別株の日々の変動に一喜一憂せずに済みます。
しかし、個別株のように一気に数倍や数十倍のように資産を増やすことはできません。(もちろん逆に個別株は暴落のリスクもあります)
長期的に見れば、資産をじわじわ増やすことができる。それが狙いです。
株式投資と言うと、損するイメージやギャンブル的な要素を想像する方も少なくありません。実際にそういう面もあります。
しかし、世界中の頭のいい人(特にアメリカ)は、一生懸命世界経済をよりよくしようと日々頑張っています。
経済が良くなれば、より多くの人がより多くのお金を使うようになり、世界中の会社が儲かります。
個別に見れば、当然儲かる会社もあれば、儲からない会社もありますが、全体的に見れば、人口の増加に伴って少しずつ世界経済は成長するという見方が強いです。
その世界の会社で大半のシェアを握るのがアメリカです。
なので、私は金融資産のほとんどを米国株に投資しています。
(私の場合米国株ですが、世界中の株に満遍なく投資しておくのが無難と言われています)
無職と言うと、社会貢献をしない愚か者のレッテルをよく貼られます。
まぁしてもしなくてもいいじゃんというのもありますが、なんかサラリーマンやっていないだけで、社会の落後者に見られるのはちょっと勘弁してほしいです。
サラリーマンの仕事がすべてではありません。
私はしばらくサラリーマンをしていたので、そっち関連の知り合いが多く、どうしても「サラリーマン=普通」的な考え方をする人が多いです。
しかし、この世の中はいろいろなやり方で生きる術があることがわかりました。
ヒントは、平日昼間のスタバね。
なるほどね、日経電子版。ですよ。
自分には何が出来て、何ができないのか。それを今いろいろ試しているところです。
私のようにサラリーマンが苦手でも他に選択肢はたくさんあります。
投資もありだし、自分でビジネスをやるのもありだし、自分を支えてくれる人を見つけるというのもあるし、自給自足の生活だってある。
私が投資を始めたきっかけは、お金を増やしてサラリーマン生活から脱出したかったからです。
そういう動機でいいと思うんですよね。そのパッションでいろいろチャレンジして、自分に合ったやり方を見つけていけばよいと思います。
ですから、サラリーマンがうまく行かないからといって落ち込まないように。
わしも全然あかんかったからね。
そこから抜け出すためにはどうすればいいのか。
株式投資がその手助けの一つになるかもしれないと思っています。