もし90歳の金持ちのお年寄りから1億ドル渡すから自分と入れ替わってほしいと言われたら、その申し出を受け入れるだろうか。もちろん受け入れないだろう。なぜか?時間はお金よりも貴重だからだ。
冒頭は以下の本からの引用です。
Financial Freedom: A Proven Path to All the Money You Will Ever Need (English Edition)
- 作者:Grant Sabatier
- 出版社/メーカー: Avery
- 発売日: 2019/02/05
- メディア: Kindle版
最近FIREが流行っています。
FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの頭文字を取ったものです 。
僕みたいな生き方でしょうか。
しかし、厳密にはまだFinancial Independenceではないので、僕はただのREです。
レレレのおじさんですよ。
REになるのは、そこまで難しくありません。勇気さえあればだれでもできます。
私にはその勇気があっただけです。
しかし、FIを付け加えるとなると、知力や意思の強さなども必要になってきます。
本書は、FIREを実現するための指南書です。
著者のグラントさんは、株の上昇相場で運が良かったことを認めつつも、どのようにすれば、FIREを実現できるかを説きます。
まぁ大体みなさんが知っていることが書いてあります。
経済的自由にいち早くたどり着く鍵は、できるだけ早く、できるだけ頻繁に、できるだけ多くのお金を稼ぎ、投資することで、複利効果を加速させることだ。
でもこういうのを読むと、うおぉぉぉとなりますよね。
私の場合はこうです。
- サラリーマンの序盤で出稼ぎ(海外駐在)
- お金を短期間で一気に稼ぐ。
- そのお金をVTIに一括投資。
- その分配金を再投資。
こうして経済的独立を目論んでいます。
本書の中で特筆すべきは、インフレーションシールドです。
かっこいいネーミングですね。
30歳そこそこでリタイアしたクリスティーとブライスは、インフレーションシールドと称するものを自ら作り出した。母国であるカナダよりもインフレ率の低い国に住むことで、インフレが自分たちの貯蓄に与える影響を本質的に抑えたのだ。
さすがですね。
でも私はとっくにインフレーションシールドを発動させていました。というかみなさんもそうです。
この戦略を私たちの生活に応用するとこうなります。
「インフレ率が日本よりも高いアメリカの株を買って、物価の安い日本で暮らす。」
以上。
日本に生まれてよかったー、です。
みなさんもこのことに気づけて良かったですね、もう心配することはありません。
「インフレ率が日本よりも高いアメリカの株を買って、物価の安い日本で暮らす。」
「インフレ率が日本よりも高いアメリカの株を買って、物価の安い日本で暮らす。」
大事なことなので、三度申し上げました。
やはり自分の時間を自由に使うことができる状態こそ、本当の豊かさではないでしょうか。
毎日朝早く~夜遅くまで、何十年間も働き続けるのはちょっと辛いです。
しかし、何もしなければ、当然何も起きません。
スマホでゲームやってるだけでは何も起きません。
ほんの少し貯金をしてみる。
ほんの少し投資を始めてみる。
ほんの少し英語を勉強してみる。
ほんの少し副業を始めてみる。
これこそがFIREの第一歩なのです。
私は以前よりも存分に生き、心が穏やかで、幸せだ。自分の人生をコントロールし、世の中や人ともつながっていると感じている。旅行や執筆、ギターの演奏、教育など好きなことをする時間も増えた。