あれもこれもやろうとするとどれも中途半端になりがちです。だから、やるべきこと絞って、決められた時間に、決められたことを、集中的にやることが大事だという話をします。
みなさんは、一日の中でこれは絶対にやっているということはありますか?
仕事に行っている?
素晴らしいです。
それができているのであれば何でもできます。
なぜなら仕事に行き続けるというのは、物理的にも精神的にも複雑なタスクだからです。
朝早く起きて、支度して、電車乗ったり、車乗ったり、歩いたり、エレベーターに乗ったり、同僚や上司に会ったら挨拶したり、意味のない会話したり、と、これだけのことができれば、相当優秀です。
私にはちょっと難しすぎてできませんでした。
一方で、フルタイムの仕事をしていると毎日忙しく、なかなか自分の時間が取れなくなります。
しかし、その忙しさに身を委ねていると、ただ仕事をしているだけで一年が過ぎてしまい、年初に決めた目標を何一つ達成できなかった、、なんてことにもなります。
そこで、提案です。
自分が絶対にこれだけはやるというプロジェクトAを一つ決めます。
そして、何が何でもそれだけはやり遂げます。
コツは毎日確実に確保できる時間を使ってプロジェクトAを遂行することです。
例えば、私のプロジェクトAはブログを書く事です。
通信が不安定な山奥をハイキングしていてもこれだけはやり切ります。
私のやり方はこうです。
とにかく朝起きたらパソコンを開き、ブラウザを立ち上げる。
すると日経新聞、NHK、三十五歳の日記が勝手に開きます(そういう設定にしてある)。
ニュースをさらっと見て脳に刺激を軽く加えた後、今日のネタを考えて、ブログの執筆にあたります。
これなしには私の一日は始まりません。
そういう環境?というか、習慣を作りました。
こうすることで、朝起きた後にダラダラすることなく、ブログの執筆に取り組めます。私が一日で最も生産的になる瞬間です。
私のルーティンワークを間近で見れば、え、起きてそんなすぐブログ?みたいになりますが、それが大事なのです。
こうなると意識せずとも気づいたらパソコンの前に座って何か書き始めています。
それが終わったらすぐに発音矯正アプリのELSAに行きます。
ここでYouTubeなど見始めてはだめです。すぐにELSAアプリを立ち上げる。
15分位レッスンして声を出すことに慣れてきたら、その勢いで英語の音読を15分位やります。
コロナ禍を生き抜く厳選危機管理スピーチ集のボリスジョンソン首相のスピーチをモノマネします。
(MP3音声無料ダウンロード)The Japan Times NEWS DIGEST 2020夏 特別号 コロナ禍を生き抜くー厳選 危機管理スピーチ集
- 作者:沢田 博
- 発売日: 2020/08/03
- メディア: 単行本
毎日たった15分だけでも続ければ、スピーチが口をついて出てくるようになります。
Good evening. The coronavirus is the biggest threat this country has faced for decades, and this country is not alone.
これが習慣の力。
今度英検の二次試験で披露するつもりです。
その後は気分転換にランニング。ランニング中はPodcastで英語ニュースを聞きます。
このように、毎日決まった時間に決まったことをやり、それがほぼ自動的に毎日繰り返されるように刷り込んでいく。
やることを毎回考えると、それ自体が継続の障害になるので、あらかじめやることを決めておきます。
- 朝一、家でプロジェクトA
- 通勤時間は、プロジェクトB
- 昼休みに、プロジェクトC
- 帰りの電車はプロジェクトD
無理のない範囲でちょっとずつ日々の生活に組み込んでいきます。
そして、何か新しいことを始めるのなら、何かをやめる。
個人的には、幅広くやりすぎると一つの対象へ振り向けるパワーが薄まるような気がします。私の場合は、5個位が限界です。
いかがでしたか。
何かを習得したい、一定の効果を得たいと思うなら、それを継続させましょう。
継続させるためには、やるべきことを絞り込み、決められた時間に、決められたことを、集中的にやることが大事だと思いました。
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