英検1級(2020年度第1回)の二次試験を受験した感想

英検1級の二次試験を受験してきたので、レポートを配信します。

前回の2019年度第3回も二次試験を受ける権利はあったのですが、コロナが恐いという言い訳ですっ飛ばしてしまいました。

今回で英検1級プロジェクトを始めて3回目の面接となります。

いずれも40点中34点でした。

なぜ合格しても受け続けるかというと、語学学習は定期的に到達度チェックをした方が励みになるし、それが刺激になって学習を継続させやすくなるからです。

いつ英検1級を受けても満点近く取って合格できるくらいの実力は維持しておきたいものです。

将来子どもができた時にお父さんは英検何級持ってるの?って多分聞かれますからね。

「もちろん1級や、寝起きでも受かるわ」

と言いたいのです。 

ということで、私がセミリタイア人生を歩み始めてから毎回英検を受け続けています。

今回は、コロナの影響で土曜日に試験が振り替えられました。本来は日曜日が試験日になっています。

会場は、新宿にある貸し会議室の一部で、新宿には複数その会社が点在していたので、私は早速間違えました。

 

そんな近くに会議室構えるなよ、と思いましたが、新宿なので仕方がないですね。

余裕で遅刻をかましてしまったので、あわよくば受験できないなんてこともあったりして、、と思っていましたが、それでも普通に受験できました。おそらくその時間帯では一番最後だったと思います。

私の後ろから受験票がグリーンからイエローになりました。

最後のほうに到着すると、試験まで一時間位待たされます。そこで準備する時間はあるのですが、直前は緊張しちゃって結局頭に何も残らないんですよね。

だから、いつも目を閉じて、瞑想しています。

そして、ようやく私の順番が回ってきました。

面接部屋に入る前にアルコールで手を消毒してから入室します。

そして、フェイスシールドを付けた面接官二名が私を迎えてくれました。

日本人の方は恐らく前々回の面接官と一緒な気がしています。

まず最初に簡単な英会話から始まります。

「あなたのことについて少し話してもらえませんか?」という質問です。

これは得点には全く反映されないパートとされていますが、なぜかここから試験は始まっているという謎な風潮があります。

私はそれを信じていないので、中一レベルの英会話でいつもここをパスしています。

今回はこうです。

「私はカレーが好きなので、カレーを食べにインドに行きたいです。でも今はちょっと危ない感じなので、いつかインドにカレーを食べにいけたらいいなと思っています」

面接官は少し困った顔をしていたのを覚えています。

それから日本人面接官が「暇なとき何をしてますか?」と言ってきたのでこう答えました。

「ランニングが好きです。でも最近暑いので、毎日走るのは難しいです」

以上です。この後に本番がスタートします。

 

私が選んだトピックはこれです。

Can economic inequality be overcome in the future?

ちょっと表現は違うかもしれませんが、大体こんな感じだったと思います。

私の回答は以下の通りです。

経済格差は将来解消されないと信じています。

まず、資産を持つものと持たないものの格差が今後さらに広がります。資産を持つものは、資産からお金を生み出し続けますが、資産を持たないものはお金を生み出せません。既に世界は一部の富裕層が多くの富を保有しており、この傾向は今後さらに極端なものになるはずです。

次に、人口が増えるにつれて、様々な資源が必要になります。しかし、人口が増えれば増えるほど、それらを均等に配分するのは困難です。その状況下でリソースを効率的に集めるのは、資産を持つものであり、結果として貧しいものは必要な物資が手に入らず、様々な資源の不均衡を生み出します。

。。。。。(ネタが尽きた)

これを解決する一つの方法があります。

その方法とは、、

ピピピピピピピピピ

みたいな感じで、その続きがとても知りたくなるような、すごく中途半端な感じになってしまいました。

それから圧迫面接のスタートです。

私の中ではいつもここから本番スタートみたいな気持ちになります。

聞かれた内容は、既に忘れかけていますが、大体以下の通りです。

  • 一部の富裕層が儲けすぎているように思うが、政府は規制すべきか?
  • 富裕層は貧しい人を助ける責任はあると思うか?
  • 富裕層が貧しい人に富を分配すべきでは?
  • 今後貧富の差は広がっていくか?
  • 経済格差は生活の質に関わるか?

ネイティブと日本人で順番に質問されます。これ以外にあと1~2個はあったかと思うので大体いつも5~6個ですね。

経済格差は話しやすいトピックかと思ったのでつい選んでしまいましたが、後半のツッコミのことを想定するとちょっと難しかったですね。

失敗しました。

日本語でもちゃんと答えられるか分かりません。

今までの中で一番苦労した圧迫面接でした。

Q&Aは、意見を一貫させることが重要だと思っていますが、言っていることがぶれてしまったような気がします。。

富裕層は、お金を稼ぐ才能があり、それは持って生まれてものだ。だから、富裕層は、その才能がない人をサポートすべきである

的なちょっとアレな意見を堂々と主張してしまいました。

やっぱり英検1級の二次試験は難しいですね。やりがいがあります。

日本語でも難しいよ。

ということで、今回も試験後に大きな声で叫びたくなりました。

大体試験後は、がぁぁぁぁ、うわぁぁぁ、恥ずかしぃぃ、みたいな気持ちになりますが、みんなそうなので安心してください。

毎日英検のスピーチを音読していましたが、今回の試験に役立った気は全くしません。そんなもんですね。

ELSAで毎日発音練習はしていたので、発音は前回よりもよくなっていてほしいです。

下がってたらうけますね。

このように普段の勉強が反映されているのかされていないのか分からないというのもよくあることです。

それでも挫けずに、今日悔しかったことを反省し、明日はうまくできるように頑張る。

それでいいのだと思います。

おじさんになっても緊張したり、悔しくて大声を出したくなるような経験をするのは良いことです。

今後も続けていきたいと思います。