オリンピックボランティアのユニフォームデビューを果たしましたので、早速報告いたします。
オリンピックボランティアプロジェクトは二年以上前に始まりました。
これまで研修に行ったり、語学テスト受けたり、コロナワクチンを打ったり、いろいろな活動をしてきましたが、ついにオリンピックユニフォームを手に入れることができました。
手に入ったのは以下のアイテムです。
- バッグ×1
- シューズ×1
- シャツ×3
- ジャケット×1
- ズボン×2
- ソックス×1
- 帽子×1
- マスク×1
- 水筒×1
思いのほかアイテムが多くてびっくりしました。
すべてアシックス製で、シャツ3枚、ズボン2本もあるので総額でかなりの金額になると思いました。売らないように細心の注意を払います。
組織委員会から早速これ着て研修来いと言われたので、意気揚々と行ってきました。
新しい洋服買ったら外出したくなる。
そんな心境でした。
しかし、中にはこれを着ていくのはちょっと、、という人もいたようです。
東京大会には約7万人の大会ボランティアが参加する。組織委員会はボランティアに対し、活動日には支給されるユニフォームを自宅から着用して会場まで移動するよう通知したという。
一部のボランティアからはユニフォームを着て公共交通機関で移動することに不安の声も上がっている。
実際に着て電車乗ったら、結構ちらちら見られますね。
気のせいかもしれませんが、明らかに見られてましたね。
とても誇らしい気分でした。
しかも今回は朝早かったのでラッシュアワー真っただ中です。
虚な目でスマホを眺めている人たちを尻目に、僕はオリンピックボランティアユニフォームで入場。
視線が痛かったです。
さて、これまでの研修はオンライン中心でしたが、今回はフィジカルな研修となりました。
本番前の最後の研修ということで、当日使うスマホの配布やアプリの説明、ロールプレイなどがあったからです。
私の役割は、オリンピックファミリーの皆様をホテルから会場までお連れするというものです。
スケジュールを確認、車を手配し、一緒に会場まで行く。
かなりむずいです。
緻密なスケジュール確認とアプリへの反映が必要なので、細やかな配慮が求められます。
支給されたスマホで必要なアプリをダウンロードし、それを使いこなすだけでもそこそこの情報リテラシーが必要です。
しかも英語でコミュニケーションとらないといけないし。
ここにいるみんなそれできるんか、すごいな。と思いました。
私は心配でなりません。
そういえば若い頃に似たような仕事をやったことがあります。
分刻みでスケジュールを調整し、あらゆる変更に対応できるようプランCまで準備しておく。
少し手配ミスっただけで上司にガチ切れされる心配はないので安心ですが、当時の記憶がフラッシュバックしそうで心配です。
何かの拍子に過呼吸になったり、泣き出したりしたらどうしよう。
まぁいいや。
ざっくり内容はつかめたので、ロールプレイに出てきた英文を暗唱していこうと思います。
Good morning, Mr Smith. My name is 牛, and I'm the Olympic Family Assistant. Nice to meet you. I will assist you for two weeks. May I call you Mr Smith?
Thank you very much. So, Mr Smith, I will escort you to today's venue. Do you have everything?
All right. Let me take you to the car.
Mr Smith, we will now drive to (視察会場). Are you ready for us to leave?
出番までもうしばらくあるので、ちゃんと準備してお役に立てるように頑張ろうと思います。