三十七歳の日記

Diary of My Thirty-seventh Year

雪の雲取山でハイキングをしてきたよ

奥多摩の雲取山にハイキングに行ってきました。4月にもかかわらず前々日に降った雪がたっぷりとあり、雪の中のハイキングになりました。

雲取山は東京、埼玉、山梨にまたがる標高2017mの山で東京最高峰です。東京で2000mを超える山は雲取山以外にはありません。

私の趣味は、山歩きです。

荷物を最適化し、普通よりも速く移動するスピードハイクとかファストパッキングというスタイルで長距離ハイキングをします。

参考図書

トレイルランともちょっと違い、私の場合はほとんど走らずに早歩きです。それでも特殊なトレーニングを積んでいると、ちょっとしたランニング位のスピードになるのです。ヨーロッパでの修行を通じてこの早歩きを身に着けました。

とはいえ定期的にトレーニングをしないと、筋力が衰え、感覚が鈍ってしまうので一年に5~6回は山に出かけるようにしています。

私がよく行くのは奥多摩の雲取山です。

雲取山は、鬼滅の刃の炭治郎や禰豆子の出身地とされており、聖地巡礼するファンが増えているようです。しかし、雲取山は簡単な山ではないので登山初心者の方は注意しましょう。

さて、今回のルートは最も一般的な鴨沢⇔雲取山のピストンです。ピストンとは、スタート地点から目的地間を同じルートで往復することです。ちなみに同じルートを使わずにスタート地点に戻ってくることを周回と言います。

鴨沢⇔雲取山ルートでは、上りが5時間30分、下りが3時間30分の計9時間がコースタイムとなっていますが、今回は上りが3時間45分、下りが2時間25分位で6時間ちょっとになりました。

最初は土が見えるほどでしたが、山頂が近づくにつれてどんどん雪は深くなっていきました。

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そして山頂付近ではシカさんたちがたくさんいました。

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そして山頂はモフモフの雪で覆われており30~40cmは積もっていたのではないかと思います。

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この時の山頂の気温は2度位で天気も良かったので、下りはだいぶ雪が溶けていました。

しかし雪が溶けている方が滑りやすいので注意が必要です。雪の質によって登山の難易度が全く変わってくるので注意しましょう。

下山した後は、キャンプ場に行き、その日はテント泊しました。

テントと言っても立派なものではなく、仮眠や休憩に使う超簡易テントです。

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これはストックシェルターと言って、ペットボトル位の大きさに収容できて、登山のストックとペグ2本で自立できるため荷物を大幅に削減できます。問題は、とにかく狭くて、寒くて、結露に弱いことです。

この絶望感を味わうことが醍醐味でもあります。

この日の気温は0度でしたが、ぎりぎり耐えることができました。

明け方は寒さで1時間に1回は目を覚まし、雨が(途中から雪が)テントを打つ音を聞きながら、明けない夜はないと自らを鼓舞し、凍える夜を過ごしました。

(ちなみに本当にやばいときの避難場所は確保し、あらゆる防寒対策をしています。ちなみにこの翌日は雲取山は大雪となりました。)

このような経験をすると、家の布団がめちゃくちゃ快適になります。日々の生活はなんて快適なのか、と思えるようになるのでおすすめです。

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そして、テントをたたんでまたハイキングへと向かいます。

このように、日ごろから体力を身に着け、ハイキングに必要な装備を吟味するのは、とてもチャレンジングで楽しいです。

ハイキングが終わるたびに、自分はこの荷物さえあれば生きていけるんだ、みたいな気持ちになり、心が軽くなります。

生きるのにそんなたくさん荷物いらなかったわ、、と思考がシンプルになっていきます。

山登りはまさに人生そのもの。

荷物が軽ければ山を越えるのは簡単です。

しかし、登山にトラブルはつきもの、天候の急変に対応できる備えが必要です。そのために必要なものを考え、準備し、最適化する。

人生も全く同じです。

軽やかに生きつつ、環境の急変に備え、必要なスキルや装備を見極める。

こうして人生と登山を重ねては、またまだ修行が全然足りないと思うのでした。