私はNISAでレバレッジETFに投機する実験を行なっているのですが、今年は大変ひどい目に遭いました。
NISAで以下の通りレバレッジETFを買い集めてきました。
- 2018年:SPXL(45.5ドル×73株)
- 2019年:SPXL(46.5ドル×226株)
- 2020年:TECL(25ドル×410株)
- 2021年:SOXL(30ドル×360株)
- 2022年:SOXL(73.5ドル×140株)
- 合計購入金額:499万円
2018年は途中まで別の投資信託を購入していたので、合計購入金額は中途半端になってしまっています。
では、どのくらい損したのかみてみましょう。
NISA保有株数
- SPXL:299
- TECL:410
- SOXL:500
直近の最高値→最安値(ドル)
- SPXL:147.98 (1/4)→48.97 (10/13)
- TECL:91.04 (1/4)→18.09 (10/13)
- SOXL:74.21 (1/4)→6.21 (10/13)
資産推移(ドル)
- SPXL:44,246→14,642(‐29,604)
- TECL:37,326→7,417(‐29,909)
- SOXL:37,105→3,105(‐34,000)
- 合計:118,677→25,164(-93,513)
93,513ドルを1ドル=148円で計算すると、1,384万円です。
円安のおかげでマイナス金額が大きく見えますが、NISAでここまで資産を減らした投機家は私くらいではないでしょうか。
自分自身を誇りに思います。
しかしこれだけ大損しておきながら、この記事を書いている時点ではNISAの総投資額は518万円となっており、購入金額の499万円を上回っています。
奇跡としか言いようがありません。
こうなっている理由は、SPXLの儲けと円安のおかげです。
TECLとSOXLはほぼ消えかかってますからね。
とはいえ、グーグルとマイクロソフトがやらかしたらしいので、今晩またマイナスに転落している可能性は高いですが、これだけ暴落しておきながら、NISAでは儲かっていると言う現実に今は酔いしれようと思います。
さて、以前にも何度か申し上げた通り、来年の2023年のNISAでレバレッジETF投機は最後のチャンスとなります。
その理由は、2024年以降はレバレッジ商品をNISAで購入できなくなるからです。
このため、2023年で最後のレバレッジETFを購入した後は、追加投機は一切せず、後は運任せとなります。
そして2028年に「NISAでレバレッジETFに投機するとどうなるか」という論文を提出してこのプロジェクトは終了となります。
私は儲けようとかそんなことはちょっとしか考えておらず、知的好奇心を満たすためにここまで頑張ってきました。
仕込み完了まではあとちょっとですが、結果が出るまでもうしばらくお楽しみください。
このプロジェクトが完成したら、正真正銘のVTI一本投資に集中して平穏な日々を送りつつ、億万長者を目指していきたいと思います。