私はこれまで全米株(楽天VTI)への積立投資を続けてきましたが、今後は積立投資をやめることにしました。なぜならお金がないからです。
私の投資スタイルをざっくり振り返ります。
- 2016年にVTIが112ドルの時に1,000株一括投資。
- 2019年から本格的にNISAでレバレッジETFに投機。
- 毎月楽天VTIに楽天カードとANAカードで積立。
- それ以外にiDeCoで楽天VTIに積立。
VTI一括投資分は分配金再投資で1,104株にまで増え、レバレッジETFは来年で5年分満額投機が完成します。
それまでも毎月10万円の楽天VTIに積み立ててきましたが、この原資は私が保有していたキャッシュであり、それを毎月楽天VTIに変えていたに過ぎません。
大した収入もない現状では、そのうちキャッシュが底をつきます。
そしてついにその時がやってきたというわけです。
このため、今後は楽天VTIの積立はiDeCoのみに任せて、あとは保有しているVTIとレバレッジETFたちの成長を見守ることになります。
株に投資している分は現時点で4,000万円ちょっとあるので、これ以上積み立てなくてもこれだけで十分だろう、という気持ちもあります。
あとはレバレッジNISAが毎年満期を迎えていくので、その果実(があればいいんだけど)を収穫しつつ、2024年以降に大幅な改善が期待される新NISAに順次引き継いでいくということになりそうです。
もし今後私の事業が順調に推移し、年収300万円くらい稼げるようになればまた積立投資を再開する可能性はありますが、しばらくは今持っている株だけで資産形成を図ろうと思います。
今から振り返れば、私が資産をブーストできた最も大きなアクションは、6年前のVTI一括購入です。
しかし、14年前から始めた確定拠出年金のパフォーマンスが最も良いリターンを記録しています。
2回退職して証券会社を変えてしまったので正確なリターンを計算できませんが、私の投資史上でベストのパフォーマンスです。
このように、長期間コツコツ積み立てることが誰にでもできる資産形成法だと思います。
資産は大いに越したことはありませんが、必要な資産は人それぞれ異なります。
もうこれ以上増やしても意味ないな、と言う地点に達したら、あとは積立はせずに静観すると言う選択肢も十分ありでしょう。
私はキャッシュがあったら全て株に突っ込みたくなる性向があるのでどうしようもありませんが、ある程度まとまった資産があって漫然と積立投資をしている人は、このまま積立投資を続ける意味はあるのか?とたまには問いかけてみてもいいかもしれません。