結論は約10%です(2024年2月22日更新)。朝、目を覚ましたらエヌビディアが爆上げのニュースが舞い込んできました。そろそろ半導体の時代がやってくるのかもしれません。
私はICE半導体指数の3倍の値動きをするSOXLに投機しているので傍観者ではありません。
2023年に投機したSOXLはすでに2倍ほどになっており、NISAを今のところ有効活用できています。2022年のことはすっかり忘れました。
この記事を書いている5月25日朝に株価を見たところ、SOXLは-5.26%となっていましたが、アフターマーケットでは+9.42%となっています。その理由はエヌビディアの決算が良かったからです。
米エヌビディアが24日発表した2023年2〜4月期決算は、純利益が前年同期比26%増の20億4300万ドル(約2800億円)だった。売上高は同13%減の71億9200万ドル。ゲーム用GPU(画像処理半導体)が減少したが、収益性の高い生成AI(人工知能)に使う半導体が伸びて増益を確保した。
2〜4月期の純利益は、減益を見込んでいた市場予測を大きく上回った。また同日エヌビディアが発表した5〜7月期の売上高見込みは110億ドル前後と、市場予想を5割近く上回ったこともあり、時間外取引で株価は24日終値から約28%上昇する場面もあった。
SOXLは、ICE半導体指数をトレースしますが、上位銘柄はどうなっているのでしょうか。SOXLの上位銘柄の情報は古いので同じ指数をトレースするSOXXのデータを引用します(2024年2月20日時点)
- NVIDIA 9.90%
- AMD 9.11%
- Broadcom 8.83%
- Qualcomm 6.30%
- Intel 5.33%
- Applied Material 4.21%
- Lam Research 4.19%
- KLA 3.99%
- ASML 3.98%
- Marvel 3.89%
iShares Semiconductor ETF | SOXXより
これとは別にフィラデルフィア半導体指数(SOX)というものもあり、その上位銘柄はこうなっています。(2024年1月31日時点)
- AMD 9.8%
- NVIDIA 9.2%
- Broadcom 9.0%
- Qualcomm 7.6%
- Intel 6.6%
- ASML 4.4%
- Marvel 4.3%
- TSMC 4.1%
- Lam Reserch 3.99%
- Micron 3.9%
<購入・換金手数料なし>ニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株)|投資信託のニッセイアセットマネジメントより
この二つの指数の違いは、浮動株調整後時価総額加重方式か否かにあるようです。ICEがその方式です。
浮動株とは、安定した株主に保有されていない売買されやすい銘柄を指します。固定株と呼ばれる親会社が保有しているような株を上場株式から除いた株を浮動株と呼びます。
SOX指数は浮動株を考慮していないようなので、ICE指数の方に流動的に売買されやすい銘柄が多く入っていることになります。
その他色々細かいルールもあるようなので、NVIDIAが突出して高くなるということもないようなのですが、今回の上昇でもっと比率は多くなっていくのではないかと思われます。
ということで、SOXLにはエヌビディアが9%ほど含まれていることがわかりました。
ちなみに私は12年前(2011年頃)に仕事でNVIDIAを知る機会がありました。
他の人の担当だったのですが「NVIDIAと取引ができたら将来とんでもないビジネスになるんや、、」いう話をずっと聞かされていて、確かにとんでもないことになってるな、、と思いました。結局今はどうなっているのだろうか。。