第67回別府大分毎日マラソン大会エントリー日程

たまには投資と関係のないこともぶっこんでいきます。

第67回別府大分毎日マラソン大会の大会要項が発表されていました。2020年東京オリンピックの日本代表選考レースの一つです。

第67回大会(2018年2月4日)の要項を発表しました。警備費の増加、競技用品やレンタル物品の値上げなどに対応するために、今回からすべてのカテゴリーで参加料を1万円に値上げさせていただきました。ご了承ください。
また、カテゴリー4(持ちタイム3時間30分以内)は定員2,200人(インターネット先着2,100人、郵送100人)とし、郵送受け付けは8月28日から8月31日の消印のみ有効、定員100人を超えた場合は抽選し、9月下旬に当落結果と参加料振込手順をはがきにてお知らせします。なお、インターネット、郵送の重複申し込みは無効とします。大会要項をよくお読み頂いて、お申し込みください。
その他のカテゴリーとカテゴリー4のネット受け付け開始は9月4日午後8時からです。

第67回 別府大分毎日マラソン大会 より

別府大分毎日マラソンは、フルマラソン3時間30分以内の持ちタイムがないと参加できません。このような参加資格が求められる歴史ある大会で、二番目にハードルが低いのは、この別府大分毎日マラソンではないでしょうか。最も低いのは、私が知っている中で防府読売マラソンで4時間です。

別府大分マラソンは、オリンピックや世界陸上の選考レースにもなるような注目度の高い大会です。今回の世界陸上に参加した中本や川内も熾烈なデッドヒートを繰り広げました。だから、市民ランナーが目標としたくなるのが別府大分毎日マラソンだと思います。3時間30分というのもかなり絶妙なラインです。

参加資格がある大会のメリットは、参加人数が少ないことだと思います。参加人数が数万人クラスになると、スタート時いろいろめんどくさいです。例えば、号砲がなってからスタートするまでに時間がかかるので自分のペースがつかみづらかったり、スタート前のトイレも一苦労です。

しかし、別府大分マラソンであれば、参加人数は3000~4000人位なのでそこまで混雑することはありません。たとえ最後尾からスタートしても一分程でスタート地点にたどり着けます。

また、整列順も申請タイム(正式記録)に基づき厳格に定められています。前にいるランナーはあなたより速く、後ろにいるランナーはあなたより遅いのです。この実力差が可視化されているシステムにも好感が持てます。

ほかのマラソンに出ると、自分の実力を上回る申告タイムで前方のスタート地点を確保する愚か者が現れます。このような愚か者は、真面目に記録を狙うランナーの障害となりうるので、ぜひともやめていただきたいものです。

別府大分マラソンの参加資格はお金では手に入りません。目標のためにそれなりの犠牲を払いながら日々鍛錬を続けることができた者にのみ与えられる権利です。私が初めて出場資格を得られたときは心がふるえました。整列時私の後ろには誰もいなかったけど、スタートラインに立てただけで泣きそうになりました。このような経験はお金では手に入りません。

お金が手に入れることができるのは、このような自分の心がふるえることに向き合えたり、挑戦できる時間です。お金を増やそうとするにはいいけれど、その目的を見失ってしまっては本末転倒です。お金をどのように使うかについて考えることも、お金を増やすのと同じように大事なことです。日々の日常から仕事を引いたらただのつまらないおじさんだった、、なんてことにならないよう生きていきたいと思います。