楽天ブラックカード。それはほんの一握りの選ばれし者しか手にすることのできない幻のカードと言われている。
中にはその希少さゆえにその存在を疑う者も少なくない。たまたま黒い券面だった楽天カードではないのか。または、誰かが黒く塗り潰しただけではないのか。そう疑う者さえいるほどだ。
しかし、楽天ブラックカードはこの世に間違いなく存在する。
なぜならこの私が自らその存在を確かめたからだ。
卓越した財力、知力、そして体力、それら全てを兼ね備えたほんの一握りの賢者のみが保有することを許される。それが楽天ブラックカードだ。
楽天ブラックカードの記事ばかり書きやがって、そんなに嬉しいのか、そんなに自慢したいのか、と思う読者もいることだろう。
確かにそれは正しい。実際かなり嬉しいし、今でもカードを眺めては一人悦に入っているほどだ。
ただ一つ付け加えておくと、楽天ブラックカードを保有するメリットはそこまで多くはない。私が価値を認めているのは次の三つだけだ。
- 黒い券面がかっこいい
- プライオリティパスが同伴二名まで無料で利用可
- テイストオブプレミアムの招待日和が使える
果たしてたったこれだけのことに32,400円を支払うメリットがあるのだろうか。正直微妙である。しかしそれは浅はかな考えだったということがすぐに分かった。
楽天ブラックカードを保有してしばらく経った頃、もう一つの隠されたメリットがあることに気がついたのだ。
それは圧倒的な集客力。
楽天ブラックカードの記事を投入すると普段の2〜3倍のアクセスを集めることができる。注目記事がたちまち楽天ブラックカードネタで埋まって真っ黒になってしまうほどだ。
とても皮肉なことである。
ブログテーマの米国株とは全く関係ないことで遥かに多くのアクセスを集めてしまう。
ブログあるあるだ。
いやちょっと待てよ。
これほどまで集客できるのであれば、楽天ブラックカードネタで楽天ブラックカードの年会費が支払えるのではないか。
楽天よ、そういうことだったのか。
これこそ楽天ブラックカードの年会費が実質無料となるマネーメイキングシステム。いやプラスの可能性さえ秘めている。
だから私は楽天ブラックカードネタをこれからも書き続ける。どんなにネタが枯渇しようとも私は書き続ける。これからも想像の翼を広げて楽天ブラックカードにまつわる物語を紡ぎ続けるだろう。
「楽天ブラックカードと私」
そんな書籍がKindle Unlimitedにリリースされる日もそう遠くはないかもしれない。