英検1級対策で使っている参考書や勉強法について(単語&読解編)

33歳のおじさんは、英検1級を再び受けようと思い立ちました。やはり米国株投資をするなら、英検1級くらいの英語力があった方が情報収集に役立つと思ったからです。

うそです。

今の投資法なら日本語だろうが、英語だろうが、最低限の単語さえ知っていればできます。それくらい簡単な方法でやっています。

英検1級を勉強しているのは、僕の趣味的要素もありますが、実は英検がにわかに脚光を浴び始めているからというのもあります。

大学入試で英検が本格的に利用されるようになるのです。

大学入試英語成績提供システム

2021年度入試から大学入学選抜における外部資格・検定試験の活用を支援するために独立行政法人大学入試センターが設ける具体的な仕組み

「大学入試英語成績提供システム」における2019年度英検実施概要について | 公益財団法人 日本英語検定協会

参考サイト

大学入試英語成績提供システムへの参加要件を満たしている資格・検定試験とCEFRとの対照表について:文部科学省

英語4技能試験情報サイト|英語4技能 資格・検定試験懇談会

 

見てて結構面白いです。英検だけではなく、TOEFL、IELTS、TOEIC、GTECも対象になっています。

なので、この辺の試験を一通りできるようになっていれば、大学受験にも有利だし、米国株投資にも有利になるかもしれません。

僕が将来大学に入りたくなっても英検1級あれば、まぁ英語の試験は余裕だわね、となります。

そこで、暇な私が日々コツコツとこれらの試験を受験、分析し、将来を担う迷える子牛たちのために有益な情報を提供するという新たなプロジェクトを立ち上げました。

やはり実際に自分も受験してみないと、勉強の仕方とか受験までの心構えとか分かりませんからね。こういう経験が大事です。

あとさすがにTOEICとかも高得点じゃないと説得力ないからね、満点目指して頑張ります。英検1級なら、ただ合格するんじゃなくて3,000点以上目指します。

は?3000点?と思ったあなたは既に遅れています。

この記事を読めば3分でアップデートできるのでどうぞ。

ということで、今回は英検1級対策で使用している参考書たちとその勉強方法を紹介します。まずは単語と読解編です。

英検1級はレベルが高すぎだろと思われるかもしれませんが、参考にして頂きたいのは、いかに教材を活用するかとその勉強方法です。

まだ二か月くらいしか取り組んでいませんが、それなりに役に立つと思われる方法を紹介していきたいと思います。

 

単語

今利用しているのはこれです。

英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

 

紙版も電子書籍版も持っています。それぞれのメリット、デメリットは以下の通り。

  • 紙:一覧性に優れる、赤シート使える、単語の順序を変えられない、メモに物理的制約あり、持ち運ぶのめんどい。経年劣化する
  • 電子版:一画面の情報少ない、赤シート的機能使えない、スマホがあればいつでもあなたのそばに、辞書機能、メモ機能、フラッシュカード機能が便利

勉強の効率を上げたいなら、両方買うことをおすすめします。それぞれ役割分担があるからです。

特におすすめなのは、先日も紹介したKindleのフラッシュカード機能です。

オリジナルの単語帳が作れますし、最近勝手に同期されていることも知りました。iPhoneで作った単語帳がHuaweiのタブレット(M5)のKindleでも使えるのです。

便利だね。カードづくりに凝りすぎないように。

旺文社の単語帳と無料アプリの「旺文社リスニングアプリ「英語の友」|英検・TOEIC英語資格対策」を併用するのが便利です。音声も無料で手に入ります。

これらの組み合わせ技はどの級でも有効ですので、英検を受験する知り合いやお子様がいらっしゃる方には教えてあげてください。知ってるかもしれないけど。

デジタルデバイスとの融合は学習効率を飛躍的に上げます。

 

長文

長文は問題集を使いませんでした。敢えて上げるならこれですね。

2019年度版 英検 1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

2019年度版 英検 1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

 

長文問題を解いてみてどのくらいできるか、あとは英文の難易度を把握しましょう。対策としては、英文を読む量を増やして速く、正確に読める練習を積むことです。

僕の場合、正確には読めるけどスピードが遅く、英文になれていないので、脳みそに過剰な負荷がかかり、オーバーシュートしかけました。

過去三回分はオフィシャルサイトで無料ダウンロードできます。まずはこれに当たってみるとよいでしょう。

英検1級だと、大学の教科書レベルやTimeやNewsweekレベルでしょうか。

私の提案(というか私がやっていること)は、自分の興味のある洋書を手当たり次第読んでみることです。

英検1級に挑戦する方ならかなり幅広い洋書を読むことができるはずです。

例えば、最近読んだ本でとても読みやすかったのはこれです。内容を知ってる人も多いでしょうし、平易な英文で書かれているので、とっかかりには最適な一冊です。

英検2級~準1級でもいけそうです。

The 100-Year Life: Living and Working in an Age of Longevity

The 100-Year Life: Living and Working in an Age of Longevity

 

投資やお金に関する本をという方はこれを。読みやすいです。

The Elements of Investing (English Edition)

The Elements of Investing (English Edition)

 

人気のあの名作はいかがでしょうか。

Sapiens: A Brief History of Humankind

Sapiens: A Brief History of Humankind

 

もっと優しいものをという方は、ペンギンリーダーズやオクスフォードから出ているレベル別に分かれた洋書をおすすめします。

通称、Graded Readers(GR)と呼ばれています。

Penguin Readers: Level 3 FORREST GUMP (Penguin Readers, Level 3)

Penguin Readers: Level 3 FORREST GUMP (Penguin Readers, Level 3)

 

あとKindleなら無料で不朽の名作も読めます。

The Great Gatsby (Evergreens)

The Great Gatsby (Evergreens)

 

できれば洋書は電子書籍で読みたいですね。嵩張らないし、安いし、単語をすぐに調べられるし、気になる単語や表現をメモできるし、圧倒的に便利です。

以上のように、まずは単語&読解編をお送りしました。

今回の要点は、デジタルデバイスやアプリを効果的に活用すれば、低コストで高いパフォーマンスが発揮できる勉強方法を確立できるということです。

社会人のみなさんはもちろんのこと、学生のみなさんもそのリテラシーをぜひ上げておくと、より効率的に学習が進められるかもしれません。

それではまた次回お会いしましょう。

続く