楽天証券で約定訂正された背景に潜む壮絶なドラマ

先日、SPXLの注文を入れたのに買えないという事態が発生しましたが、その後すぐに解決できたので報告します。

ちょうどこの記事を書いた直後に新しいお知らせが届きました。

米国株式において、日本時間2月11日(月)に発注されたお客様の注文が市場に執行されなかった件につきまして、検証作業に時間がかかってしまい、お客様にはご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。

本不具合の影響により、正常に執行できなかったご注文について、弊社での注文受付・発注時刻と取引状況とを照合し、検証を行いました。

検証の結果、お客様の注文は訂正処理が必要であると判明いたしましたので、約定訂正させていただきます。

本来であれば約定すべきであったにもかかわらず、約定しなかったご注文は以下のとおりです。


買売:買
市場:米国
銘柄:SPXL Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF
株数:1株
単価(USD):成行

本来約定すべき単価(USD): 41.28

 

あぁ良かった、この記事を書いている時点では3ドル以上も儲かっている。

私の場合、たったの1株40ドルくらいなので、これが買えなくても全然問題ないのですが、金額が大きくなってくると大きな機会損失にもなりえます。

今回の体験は、日本の証券会社で米国株を購入するときはこういうリスクもあるということを教えてくれました。

だからと言って、自分でできることは限られているのだけど、ちゃんと注文が翌朝どうなっているかはちゃんと確認しておいた方がいいですね。

成行だから絶対に買えてると思ってたのでしばらく気づきませんでした。このタイミングで10,000単位とかで発注してた人は気が気ではないでしょうね。

しかもこの期間に暴落、暴騰した銘柄なら特に。

例えば、クラフトハインツ(KHC)に2月11日に注文入れてた人なんか壮絶なドラマが待ち受けていたでしょう。

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買い注文か売り注文か。

そして約定されたのか。されなかったのか。

買い注文出していて、約定訂正しちゃった人とかもうやばいです。僕だったら一週間は布団から出られないでしょう。

心中察するに余りあります。約定訂正しないという選択肢もありましたからね。

「うわぁぁ、買えちゃってるよ」

なのか

「うおぉぉ、買えてなかったぁぁ」

なのか

一篇の小説ができそうです。

うまくいった人も、そうでなかった人も残念ながら過去は変えられません。

変えられるのは、ただ一つ。あなたの未来だけなのです。

前を向いて生きていきましょう。

こういうことも全て含めて株式投資であります。