心拍数を管理して健康になろう

私はサラリーマンの頃体調を壊してから、睡眠と心拍数を記録し始めました。これは健康管理とトレーニングの面でとても役に立ちます。

以前にも記事にしたことがありますが、私はFitbitとAppleWatchで毎日心拍数を測っています。会社を辞めてからどんどん心拍数が下がっていったのです。

それは今でもまだ継続中です。

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 なぜこうなったかというと2つの理由が考えられます。

  • ストレスが減って健康的になった。
  • トレーニングによる心肺能力の向上

まず会社によるストレスがなく、睡眠不足も解消されました。

これにより身体の緊張が解かれたことが一つの要因だと考えています。実際に仕事をしていた時は65位あった心拍数が一気に50台に下がっています。この時期は退職に向けて仕事を減らしていた時期とぴったり重なるのです。

また、走っていることも心拍数の減少に寄与しているはずです。一回の拍動で酸素をより効率的に身体の隅々に供給できるようになったのだと思います。

実際の心拍数の変化を知るのはアップルウォッチが詳しくて分かりやすいです。最小の心拍数と最大の心拍数がどのくらいか一目瞭然です。

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これを元に自分の体調やコンディションを確認したり、練習の強度を調整できるのでおすすめです。

例えば、このデータから私の最大心拍数は大体190位だということが分かります。なので心肺能力を上げるトレーニングをしたいなら、この9割位の心拍数になる強度に調整する。という具合です。

一方、負荷を軽くし長時間動ける身体を作ろうと思うなら逆に6割~7割くらいになるスピードに設定してトレーニングを組みます。この位の心拍ゾーンが脂肪燃焼に最適というデータもあるようです。

 

日々のデータを測定することのメリットは、客観的な変化が分かりやすくなることです。主観的な感覚も大事ですが、当てにならないことがよくあります。

例えば、いつもと同じペースなのに心拍数が高いなら、それは疲れや体調不良のサインかもしれません。少し強度を下げるか、休むことを検討する必要があります。心拍数を管理することで見えにくい疲れや体調不良を認識し、オーバーワークを防ぐのにも役立ちます。

一方、いつもと同じペースなのに心拍数が低いなら、それは心肺能力が向上しているサインかもしれません。それが続くようであれば、トレーニングの負荷を一段階引き上げてもよいでしょう。

これは日常生活にも当てはまります。

たとえ運動していなくても日々の心拍数から体調を判断したり、管理することができるのです。

例えば、飲酒した時に脈拍はどうなるか。どのくらい飲むと安静時心拍数が上がって、どのくらいなら問題ないのか。体調が悪い時の心拍数はどうか、などなど。

これにより生活習慣を変えたり、より健康になるための意識が向くようになるかもしれません。実際に脈拍の変化から体調不良を予測できたこともあります。なぜか分からないけど脈がいつもより高いな→その翌日かぜの症状が出た。とか。

私は会社を辞めてからより自分の健康について考えるようになりました。どうしたらより身体が調子よくなるか、気分がよくなるか、ということを今まで以上に考えるようになったのです。

このため身体のあらゆる反応に敏感になっていきました。サラリーマンの頃は、ただ毎日がだるくて、辛くて、自分の調子がいいのか、悪いのかも分かっていませんでした。というかそこまで意識が向かなかったのです。

それが知らぬ間に身体を蝕んでいることも知らずに。。

何事においても健康第一。

仕事をしすぎて体調を壊しては本末転倒です。まずは自分の体調がベストになることを最優先にして、仕事は二の次。

結局はこの方が長いこと人生を楽しむことができると思います。