サラリーマンが2000万円を短期間で貯める方法について書きます。
1000万円を貯める方法はこちらです。一言で言うと、海外出向することです。
海外に駐在することで、固定費(主に家賃)を下げ、収入を増やせる(海外手当など)ので可処分所得が一気に増大するからです。
これを20代で1セットやれば余裕ができ、もう1セットやれば人生上がりです。
サラリーマンの唯一のメリットがこれではないでしょうか。
そして、2000万円を貯める方法は、海外出向してさらに貯めたお金を投資に回すことです。
私はそうして短期間で2000万円貯めました。
もしできる限り早く経済的自由を成し遂げたいのであれば、海外駐在で調子に乗って遊んでいる場合ではありません。
うまくバランスを取り、うまくお金を貯めておくのが賢明です。
確かにお金を使うことによって得られる経験もありますが、自分でちゃんと使うべき対象は見極めましょう。歌手になるわけでもないのにそんなにカラオケに行く必要はありますか?
カラオケ好きなおじさんと適度な距離感を保ちつつ、自分はしたたかに支出をコントロールする。
これが肝です。
私の場合は中国だったので、人民元を稼いでそれを理財商品で運用していました。
理財商品にもいろいろあって、僕は1週間~1か月で満期を迎える比較的安全な投資先を選んでいました。それでも運用先は謎でしたけどね。利回りは大体4%です。
当時はだれも日本語で中国の理財商品に関する情報を発信していなかったので、自力で開拓するしかありませんでした。
しかし、当時理財商品がデフォルトするというニュースがあったので、それからしばらくは人民元の定期預金で運用していました。
大口定期で3~4%位はあったと思います。
さらに人民元を米ドルに換える方法を調べて、納税証明など必要な資料を集め、HSBC ChinaからHSBC HongKongへ米ドルを海外送金することに成功しました。
それでVTを購入したのです。
これが私のHSBCで運用するVTIの種銭、およびこのブログを立ち上げるきっかけにもなりました。
なんだかんだで海外駐在時の投資リターンだけで数百万円はあったと思います。
海外駐在でお金を貯めるだけでも十分ですが、それを運用に回すことによってさらなる資産ブーストが可能になるのです。
この経験を通じて学んだことは、自分で調べて、実行することの大切さです。
中国での資産運用や人民元を米ドルに替えて海外送金をする方法は、だれも教えてくれません。だから、ホームページを自分でチェックしたり、中国人の同僚に聞いたり、実際に銀行に行って、行員と喋らなければなりません。
ルールは瞬く間に変わっていきます。
余額宝?なんやそれ、どうやってやるんや?代わりにやってくれ?とか。
これはかなりハードルの高いことですが、これが海外でのファイナンスサバイバル力を鍛える結果につながりました。
この基礎力があれば、どこの国に行っても最低限必要な手続きと最適解を求めることはできると考えています。
もし海外出向のチャンスがあるならば、その国での最適な資産運用方法を調べてみましょう。もしかすると、日本居住者にはないメリットが享受できる可能性もあります。
その姿勢こそが長期的に見て自分の資産形成に良い影響を及ぼす可能性が高いです。
海外駐在をすること自体いい経験になりますが、そこでどのような投資方法があるかを学び、どのように資金を動かせるのかを知ることができたのも大きな収穫でした。