収入を上げるために語学は役立った

収入アップのために語学は必要だという人もいれば、そこまで重要ではないという人もいます。私自身は、語学が自分の収入を飛躍的に上げることに役立ちました。

短期間でサラリーマンを卒業するためには、20代で急速に資産を増やす必要があります。

その重要性は、若いうちのお金は価値が高いという点にあります。

なぜ価値が高いかというと、そのお金を運用できる期間が長くとれるからです。

明日100円もらうより、今日貰った方が得になります。1日分の利子が得られるから。

確かに若いうちにいろいろなことにお金を使って経験を積むべきだという人もいます。それも正しいと思います。

しかし、それが何のためなのか、何につながるのかをよく考えて使うべきです。

私がサラリーマンになった12年前?と、今は時代が違うので何ともいえませんが、私の場合、語学力を高めておくことが収入アップにつながりました。

その方法は、日本の企業に勤めて、海外出向する、です。

海外出向をすると、たいてい固定費(家賃など)を下げ、その他手当などで収入を上げられるメリットがあります。

また、現地でのファイナンシャルリテラシーを高めることで日本ではアクセスできない高利回りの商品でお金を増やすこともできます。(ほんまかいな)

私の場合、HSBCの口座を作ることができたし、中国の理財商品や定期預金で高利回りを得ることができました。

さらに一度海外出向を経験しておくと、自分のバリューが少し高まるので帰国後に日本でさらに多くのお金を稼ぎやすくなります。具体的には転職先に困りません。

このように、海外出向には多くのメリットがあります。

 

どうすればこの特権を得ることができるのか。

会社の規定にもよると思うので一概には言えませんが、一定の語学力をアピールすることが、海外出向につながるのは間違いありません。

候補者が複数いるときに、TOEIC900点とTOEIC600点の得点差があったら、よほど人格に問題がない限り前者を選びます。

つまり、他の人より一歩先にスタートできるのです。

この300点の差が、年間300万円の収入差を生み出しかねません。

もちろん、それだけでは不十分です。

日本である程度経験や技術を習得しないと、海外へ行っても意味がないからです。

だから、海外出向をするために必要なことを知って、それを淡々をこなす日々を送る。

確かに海外に行くのは少しハードルが高いし、みんなが海外に行きたいわけではありません。しかし、短期集中でお金を稼ぐ方法として一考の価値があります。

ベーリング海峡のカニ漁に行くような気持ちですね。

よくわからない?

調べてみてください。そんな心境であれば、様々な業務はそれなりに耐えられます。

先ほども言ったように、今は状況が変わってきているので、海外出向できるチャンスは減っているかもしれません。

その代わりに海外とのWeb会議などはどんどん活発になっていくものと思われます。日本にいても外国語を使うチャンスは増えていくでしょう。

だから、語学ができればその分有利だし、語学が収入を上げるきっかけになるはずです。

もし大学生のうちに投資をするとすれば、語学学習はかなり割のいい自己投資になるのではないでしょうか。

語学試験の結果が海外出向への切符になるならば、受験料などタダみたいなものです。

謎な飲み会に参加するくらいならTOEIC受けたほうがよいです。

海外に行くことに興味がなくてもYouTubeを英語で理解できるようになるだけでだいぶ違います。発信できるようになればなおさらです。

私はお金を増やすために語学を勉強したわけではありませんが、結果的に今の生活を実現する礎になったなぁとつくづく思います。