ナイキ厚底シューズが禁止されても僕は履く

マラソンと言えば、ナイキ厚底シューズの話題で持ち切りですが、私も愛用しているので傍観者ではありません。

そのシューズは、ヴェイパーフライネクスト%です。

このランニングシューズの素晴らしいところは、履くと身長が高くなることです。

低身長の私は重宝しています。

なんか、写真映りがシュッとするんですよね。

メリットはそれだけではありません。タイムも速くなるようです。

箱根駅伝では厚底を履いた選手たちが好記録を連発したことで一躍有名になりました。

陸上の長距離界を席巻し、好記録を後押ししているナイキの「厚底シューズ」を巡る動きが慌ただしい。世界陸連の新規則によって禁止される可能性があることを、複数の英メディアが報道。選手らに波紋が広がっている。

ナイキ「厚底」、箱根駅伝も席巻 好記録連発 (写真=共同) :日本経済新聞

好記録を連発しているのは、一流選手だけはありません。

実は三流以下の私も好記録を連発しています。

以下は全部ヴェイパーフライネクスト%で走りました。

この間走ったハーフマラソンも自己ベストが出ました。

これはもはやプロアマ関係なく、タイムが上がる素晴らしいシューズではないか。

昨今のナイキの厚底シューズ禁止報道にうろたえる市民ランナーがいるようですが、私のような素人にはあまり関係ありません。

理由は二つあります。

 

一つ目は、市民マラソンでランニングシューズを規制するのがむずいという点です。

例えば、数万人が走る東京マラソンで、係員が全員のシューズをチェックするとは思えません。

「はい、あなたはヴェイパーフライなので参考記録です」とかならないでしょう。

「え、わいのは、ズームストリークやで」

とかなったら、超めんどくさいことになりそうです。

やるとしたらとんでもない労力がかかります。

二つ目は、シューズを規制する条件を設定するのがむずいという点です。

何がオッケーで、何がオッケーでないか。

これを明確に、適切に見極め、判断を下せる人材が国際陸連にいるかどうかも分かりません。

例えば、ざっくりで「何ミリ以上はだめ」とかにしたら、そのルールに抵触しないシューズがすぐに開発されて、新たなほぼ厚底シューズが誕生するでしょう。

そしたらまた規制ですか?

この線引きが超むずいと思います。

だから、最終的には「あぁもうわからん、めんどい、厚底でも超薄でもなんでもええわ」というオチになるのではないでしょうか。

規制をかけるのは、そう簡単なことではないと思います。

このため、人数が限られらたトップレベルのレースでは、禁止されることはあるかもしれませんが、素人レベルでは全く問題ない、というのが私の見立てです。

なので、市民ランナーのみなさん、私のように心置きなくナイキの厚底シューズを履きましょう。

そして、自己ベストを狙いましょう。

最高のシューズを使って、最高の練習を積んで、全力を出し切る。

これぞスポーツの醍醐味です。

私は今シーズンにあと三回マラソンを走る予定です。

自分の脚で42.195kmを2時間台で駆け抜けてみたい。

どんな気分なんだろう。

とても楽しみです。

サブ2.5医師が教える マラソン自己ベスト最速達成メソッド

サブ2.5医師が教える マラソン自己ベスト最速達成メソッド

  • 作者:諏訪 通久
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2019/12/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)