サラリーマンを辞めてから人との出会いが一気に少なくなりました。出会い9割減です。
しかし、多くの人がステイホームを実施し始めてから新たな風が吹き始めています。
何年も会っていない知り合いから突然連絡が来て「Zoom飲み」のお誘いが頻繁に来るのです。
もしかしたら私は「あの人そういえば今なにやってんの?」ランキングで上位にランクインしているのかもしれません。
新型コロナによる自粛は、そういう人とコンタクトを取るのに最適な口実を提供してくれているようです。
つい先日も7~8年ぶりにZoomで連絡を取った人もいました。
昔の彼女と会話してみたり、、
そして、国境を越えて会話もできる。
実家への連絡も今までよりも頻繁になった。
親もその分こちら多く電話をかけてくる。
「コロナで一人で死んでたらあれだから、、」
と、親は電話ができる口実ができたことを少し喜んでいるかもしれません。
確かに今回の緊急自粛宣言で失ったものは計り知れません。
しかし、逆に得られたものもたくさんあります。
学校が休校になったので、牛先生になるチャンスを得て、多くの生徒たちと出会いました。
学校の課題のサポートをしてあげたり、英検の裏技を伝授してあげたりしました。
「先生、教えるセンスあると思うよ」
コロナの前の僕より、人の役に立てている実感があります。
そして「Zoom飲み」つながりで新しい知り合いができました。
最近の私は閉鎖された世界で暮らしていたので、新しい知り合いができる機会はほとんどありません。
しかし、コロナのおかげで人と会う物理的な(ある意味精神的な)障壁が取り払われ、いつでも気軽に、いろんな人と出会えるようになりました。
これは私にとってパラダイムチェンジです。
たしかに新型コロナは多くの被害者を出し、世界の在り方を一変させました。その影響は今も続いており、いつ収束するかも分かりません。
But it's not all doom and gloom.
ホモサピエンスは、このような悲劇に幾度となく直面し、すべて乗り越えてきました。
僕らはその末裔です。
だから、こうして今私たちは栄えている。
私たちコロナのおかげで出会いました。
なんて人も出てくるんじゃないかと思っています。というか出てきてますね。
僕たちが初めて会ったのは緊急事態宣言が明けた6月1日の月曜日だった。
という出だしで始まるストーリー。
ムズキュンですね。
コロナのおかげで得られた出会いもたくさんある。
もしかすると生まれた命もたくさんある。
それが思わぬところで思わぬ人の人生を大きく変える可能性があるかもしれないと気付きました。