今回は、英文詳説世界史を使った効果的な勉強方法についてお伝えします。
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私は大学受験の頃、世界史を選択していましたが、このおびただしい世界史の用語を日本語で覚えて意味があるのかな?と思っていました。
そんなモヤモヤを払しょくしてくれたのが、英文 詳説世界史 WORLD HISTORY for High Schoolです。
本書は、学校の教科書として採用されている詳説世界史B 改訂版 [世B310] の英語版であり、世界史を英語で学ぶことができます。
しかし、これを読むだけでは、知識を定着させることができません。重要語句が英語だと、これ、なんだ?と思うこともあるからです。
そこで私は次のような学習方法を編み出しました。
それは、英文 詳説世界史を読みながら、書き込み教科書の空欄に英語で重要語句を埋めていくという方法です。
これをもとにゲルマン人の大移動を学習するとこうなります。
アルプス以北のヨーロッパには、前6世紀頃からCelts(ケルト人)が広く住み着いていた。the coastal areas of the Baltic(バルド海沿岸)を原住地とするGermanic peoples(ゲルマン人)は、Celtsを西に圧迫しながら勢力を拡大していった。
[紀元前後頃の原始ゲルマンの社会については、カエサルの『Commentaries on the Gallic War』やタキトゥスの『Germania』が重要な資料である。
どうですか、めちゃくちゃ面白いですね。僕だけですか。
中国史は、人の名前などの固有名詞がピンイン表記されていて楽しいです。
玄宗がXuanzongとか節度使がjiedushiとか書かれて説明されていたり、地味に中国語の勉強にもなっていることが分かりました。
分からないところがあれば、世界史用語集で確認します。用語集は辞書みたいなもので、分からない単語のほとんどは用語集で解決できます。
あとは資料集も手元に置いておくと学習が捗ります。今回は新たに最新版のタペストリーを入手しました。
浜島書店や山川もよさそうです。
学生の頃はこれを使っていた気がしますね。
振り返ると、大学受験時代にせっかく勉強した世界史の知識がかなり忘れていることに気づきます。
なんだかもったいないなぁ。。と。
無味乾燥な暗記ではなく、ちゃんと世界史の流れを学び直そうと思い立ちました。
そこで、せっかくだから英語で学び直してみようということに、なぜかなりました。
気分が乗った時に少しずつ世界史の教科書を開く。家にいても海外旅行気分が味わえます。
こうしてグローバル人材になって将来就職に困らないようにしておくのです。
学生の時よりも時事問題に関する知識は増えているので、興味を持って学習に取り組めますし、現代の世界を読み解くためには世界史の知識が不可欠です。
特に資料集は本当によくできているので、これを見ているだけでもかなり楽しめます。
世界史に興味がある方は、もう一度教科書や資料集を手に取ってみてはいかがでしょうか。